64章ー淡い空ー ページ16
信「あっ蒙恬だ。おーい！もーてーん！」
Aが屯留に向かったすぐの事、信は風月と別れた後、少し先に部下と歩いている彼を見つける。
しかし彼は振り向かない
信「？なんだあいつ。聞こえねぇのかな」
ーーー蒙恬side
___Aが屯留に行く前
あー…っもー、さいっあく。
さっきAから告げられた事を思い出す
___拐われた時、自分を助けてくれたのは蒙恬ではなく王賁であるとAは勘違いしていた
助けたの、俺なのに。
まぁでもA気絶してたし最後、賁に送り届けさせたからそりゃ勘違いするよね
でもこれ本人に言いたいけどなんか俺から言うの絶対カッコ悪いよね
そもそもそんなこといちいち言う必要ある？
さっきまで横にいた君の髪が、横顔が、消えそうな笑顔が忘れられない
「あー、おれも屯留ついて行けば良かった」
陸仙「屯留ですか？何故そのようなところに…たしか今そちらで何か催しがあったような…」
後ろにいる陸仙が不思議そうに尋ねる
「あー。うんそうそう。
……ところでさー陸仙。お前好きな子とかいたことある？」
陸仙「と、突然どうしたんですか…。…そりゃあ有りますけど…」
陸仙は照れ臭そうに目線を反らす
「だーよね。じゃあさ、その子と手は繋いだ？キスは？…ずっと一緒に居たかった？」
陸仙「え！？なっ？！…先程から急にどうなされたのですか若…！」
じぃ「も、蒙恬様！！遂に…遂に婚約相手を…」
「だから泣かないでよ、じぃ」
たしかにさ、Aは俺のことよく覚えてないみたいだけど、そんなの関係ないよね。
あー。早くAに会いたいな。どーせまた誰かのために無茶苦茶やってんだろーな…
淡い色の空の下、蒙恬は小さく笑った
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のの９０９ - 夜間飛行士さん» 色々な作品、ありがとうございます・・・！ (2022年4月7日 21時) (
レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
夜間飛行士(プロフ) - のの９０９さん» いえいえ、とんでもないです。嬉しかったです、ありがとうございます！！ (2022年4月6日 9時) (レス) id: 46d47b76d9 (このIDを非表示/違反報告)
のの９０９ - 夜間飛行士さん» ぜーんぜん大丈夫です。こっちこそごめんなさいｗ (2022年4月6日 7時) (レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
夜間飛行士(プロフ) - のの９０９さん» ののさんいつもありがとうございます！！*❇︎ すみません、お誘いとても光栄なんですが、私が不定期＆かなり雑な人間ですので、せっかくお誘いいただいて申し訳ないのですがやめた方が御身のためです‥笑お誘いいただきありがとうございます(T_T) (2022年4月5日 22時) (レス) id: 46d47b76d9 (このIDを非表示/違反報告)
のの９０９ - これでみるの5回目だー (2022年4月5日 22時) (レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜間飛行士 | 作成日時：2019年10月12日 23時
