1章-3 ページ6
「千尋さん？」
と疑問の色を浮かべた賢治さん
賢治さんは司書さんの名前、知らないのか
優越感....いや違うだろう....でも、そうかもしれない....
なんだかむず痒いな
そう思いながら
「ほら、此処の司書の....」
と言うと、
「あぁ！司書さんね！良いよ！」
と理解してくれた
僕はベッドに入りながら
「それで、どんな人なんだい？」
と聞いた
賢治さんは
「えっと、司書さんは僕達の事を一番に思ってくれる人でね！」
と話し始めてくれた
「皆初めて千尋さんに会うと似てるって言うんだよ！あ....えっと.....」
賢治さんは段々と声を小さくしてしまった
きっと僕に智恵子の名前を出していいか分からないんだろう
きっと僕から智恵子の名前を出す方が良いだろう
「智恵子に....ね」
そう言うと賢治さんは安堵の色を見せて
「うん！白秋さんとかも最初驚いてたけど今は慣れたみたい！」
と言っていた
「教えてくれてありがとう、賢治さん。
丁度補修も終わったし二人でスケッチに出掛けるかい？」
「良いの？やったぁ！準備してくるね！」
と言って走っていく賢治さんを見送り
僕も自分の部屋に画材を取りに行く
千尋さんの事は....また後で考えようかな
そう思って自分の部屋の扉を開けた
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譜瀬良 ロイ@元ラチェ(プロフ) - 夢女子S氏(アヤキ)/アヤさん» わっありがとうございます！更新停止しててすみませんー！！頑張って更新しますのでお楽しみにしててください、！ (2022年1月16日 21時) (
レス) id: 715474c680 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(アヤキ)/アヤ(プロフ) - もう、ヤバイ、この作品、すきです。見ていてわ〜っていう気持ちになります(語彙なし) (2022年1月16日 9時) (レス) @page9 id: 355241a2ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラチェ@天かすっこで藍友同盟 | 作成日時：2020年9月28日 14時
