1章-2 ページ5
『高村先生、傷見させて頂きますね』
と言って僕の脚を覗き込む千尋さん
どんな姿も智恵子に見えてしまい
智恵子の事を思い出していると
『高村先生？補修終わりましたよ？』
と声をかけられた、ぼうっとしていたらしい
「あぁ、ありがとう、それじゃあこれで。」
と席を立とうとすると
「いてっ」
脚に痛みが走った
『高村先生？！まだ安静にしていてください！
補修室のベッド使ってください！』
と言われ渋々ベッドで休む事にした
ドアが閉まる音がしたから千尋さんは出ていったのだろう
それなら僕が出ていってもバレないだろう
千尋さんには悪いけれど
今は自分の部屋で
ゆっくり智恵子と千尋さんの事を考えたい
ベッドから降りて怪我した脚を引き摺りながらドアへと向かう
後もう少しという所でドアがガラガラと開いた
ドアの前の男の子は
「失礼しま〜す！お見舞いに来ました！
って光さん？！もう大丈夫なの？！」
と声を出した
どうしてこうも邪魔されてしまうのだろうか
いや、見舞い客が来てくれるのは嬉しいけれど
「あぁ、賢治さん」
「光さん！補修終わってないなら休んでないと！」
ほら休んで！と僕の手を引く賢治さん
あ、もしかしたら
賢治さんなら知っているかもしれない
千尋さんの事聞いてみようかな
「賢治さん、千尋さんの事教えてくれないかい？」
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譜瀬良 ロイ@元ラチェ(プロフ) - 夢女子S氏(アヤキ)/アヤさん» わっありがとうございます！更新停止しててすみませんー！！頑張って更新しますのでお楽しみにしててください、！ (2022年1月16日 21時) (
レス) id: 715474c680 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(アヤキ)/アヤ(プロフ) - もう、ヤバイ、この作品、すきです。見ていてわ〜っていう気持ちになります(語彙なし) (2022年1月16日 9時) (レス) @page9 id: 355241a2ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラチェ@天かすっこで藍友同盟 | 作成日時：2020年9月28日 14時
