今でも1 ページ2
詩side
いつからだろう。こんなにも人が怖くなったのは。
もう、大丈夫だと思ったんだけどなぁ...。
信じたいのに、過去が邪魔をする。
"簡単に人を信じるもんじゃないよ。3年前のこと、忘れたの？"
どこかで悪魔の囁きが聞こえる。
そんなこと忘れたいよ。忘れたいのに...。嫌な記憶はいつも頭の隅から消えてくれなくて。
もう、私を傷つける人はいない。
私を蔑む人もいない。
私を裏切って離れていく人もいない。
私だって少しくらいは成長したんだ。全部うわべとお世辞で目立たず生きることくらい、出来るよ。
高校に入って、新しい友達もできた。
はずだけど、相手は友達だと思ってくれてるかな。私のいない所で何か言ってないかな。面倒くさい奴だと思われてないかな。
クラス替えで新しい友達が出来るたび、怖くなってまた思い出して、負の連鎖。
いつまで経っても"ありがとう"が欲しくて、文具の予備も薬の予備も欠かさない。
私の存在する意味がわからなくなってしまうから。
何があっても大好きで楽しかったはずの合唱さえも苦しくなる。
誰よりも近くにいた仲間さえ信じられなくなる。
何が本音で何がお世辞なんだろう。
ああ、私はずっと1人なんだ。
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ちー(プロフ) - これからも読み続けたいのでがんばってください！ (2018年7月23日 17時) (
レス) id: 277f458ef4 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです、励みになります！ (2018年7月23日 14時) (レス) id: 8ef3ed792b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2018年7月22日 22時) (レス) id: 277f458ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2017年8月18日 13時
