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溢れ出る涙それに少し戸惑う焦凍
『違う、違うの…。わたし…！私は！！』
助けれずにここまで焦凍は生きてきた
そう思うと尚更涙が出る
今までの惨めさが何も出来なかった悔しさが溢れ出てしまった
轟「…」
それでも拭い続けてくれる焦凍はとても優しい
『焦凍、私ね…エンデヴァーさんがお見舞いに来たの多分その日』
轟「！…そうだったのか」
『それでね…聞いたの。焦凍の過去全てお母さんの話も全部…ぜんぶ！』
轟「！…な、んで…俺はそこまで話してなかったよな？全部なんて……」
焦凍は私の涙を拭う手を止めた
『私、…焦凍を助けたかった…けど…！助けにさえ行けなかった！！それは私が弱くて…ホントにごめんなさい…！！貴方を長い間地獄の生活に置き去りにしたままにしてしまってごめんなさぃ！！
許して欲しいとは言わない…！だけど謝りたくて！ホントにごめんなさい…！』
私があの頃の事が今起こったら手を差し伸べることもできるし昔よりも強くもなったから身を守れる
助けることが出来たのに！
今はこんなにも
『エンデヴァーに憎しみを抱いてる…そんな目をしてるの…でもそれは昔から…でも、その時の目よりも更に今の焦凍の目は…憎しみを増してる…そんな目にさせたのは私の責任。ごめんなさい…』
私はそう言いながら焦凍の頬に手を添える
私は焦凍の火傷のあとにそっと触れる
そうすると焦凍が頬を触れた手を掴む
轟「…Aのせいじゃねぇよ…あの頃は子供だっただからしょうがねぇんだ…だから気にするな」
私に向けたその目はとても
冷たかった
『…ごめん…なさい…必ず焦凍の心を救ってみせるから…』
轟「…俺はあいつの炎をひてして生きていく、そう決めたんだ…氷の方の個性だけで上を目指す。…
もう泣くなよ…そんな顔してるとせっかくの入学式なんだ…台無しだぞ」
そうして私の涙を拭ってくれる
今はまだ救えない
少しあと少しで焦凍の心は救われるから
私が救ってあげたい、でも原作も壊せない壊したらダメなんだ
運命は変えられない
『あり、がとう…また、…よろしくね』
そうして笑顔を作る
轟「あぁ｣
救えないこの虚しさがどうも居心地が悪い
そんな思いはとりあえず置いとこう
いざ救う時にとっておこう
大丈夫焦凍はきっと救ってみせるからね
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さき(プロフ) - 柚子ぽんさん» 教えてくれてありがとうございます！！ (2020年4月10日 8時) (
レス) id: 74156ea200 (このIDを非表示/違反報告)
名無し44391号(プロフ) - りょうかいです！！待ってます！ (2020年4月9日 17時) (レス) id: 241969c5a4 (このIDを非表示/違反報告)
柚子ぽん(プロフ) - さきさん» パスワードをうったら続編が見れるのですが、まだこちらの章が完成できてないので、こちらの章の続きをお楽しみください！ (2020年4月9日 15時) (レス) id: eb73beffb9 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 続編のパスワードを入れるというのはなんですか？教えてください！ (2020年4月9日 10時) (レス) id: 74156ea200 (このIDを非表示/違反報告)
柚子ぽん(プロフ) - ailove0721さん» ありがとうございます！今書いてる章はまだ完成されてないのでこちらが終わり次第次の章のパスワード解除しようと思います！ (2020年4月7日 13時) (レス) id: eb73beffb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚子ぽん | 作成日時：2020年3月24日 0時
