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拝 ページ1
「昨日、人を殺しちゃった」
その言葉と同時に、窓から入ってくる風がオレの頬を撫でる
ドアの向こうの彼女から放たれた言葉が理解出来ず、部屋のドアを開け、彼女に近づき顔を覗き込み乍首を傾げるが、彼女は言葉を続けようとしない。
_此奴が…人殺し、？
有り得ない。
彼女は内気で、涙脆くユニーク魔法だって治療系だし、なんと言っても心優しく、とても人殺しなんて出来るヤツじゃない。
今だって壁にもたれかかり、膝を抱えて俯きがちに涙を零している。
コイツが人殺しとか、笑わせんな、
夏が始まったばかりの6月の下旬なのにカタカタ震えてずぶ濡れになった服が彼女の白い肌に張り付いている。
オレは意味も分からずに唯、呆然と立ちつくし？君を見つめた
君の泣き声と雨音の規則性のない不協和音だけを覚えている
＿＿＿そんな話で始まるあの夏の日の記憶だ
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設定タグ：ツイステッドワンダーランド , フロイド・リーチ
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作成日時：2020年8月28日 1時
