愛しの後輩くん ページ23
・
ひとり、スタジオで柔軟をしていると扉が開いた。
？「おはようございます。」
『おはよ〜尚大〜。』
そう、少年忍者の織山尚大
織山「すいません、休みの日に呼び出しちゃって。しかも、足捻挫してるのに…。」
『別にいいよ、暇だったし。無理できないとはいえちょっと体動かしたかったし。』
織山「それで、お願いなんですけど…。」
『滝沢くんから聞いてるよ。振り付けでしょ？』
織山「やっぱ知ってましたか。あ、でもダメですよ？踊っちゃ。」
松葉杖取れたから、動きたかったんだけどなぁ。
多分、亮平らへんから根回しだな。
『分かってるよーだ。』
織山「可愛いっすね、A先輩。」
ニヤニヤしながらこっちを見てる尚大。
馬鹿にしてんなこいつ。
『ったく、高校生がアラサーの先輩からかわないの。』
と言いつつ軽くデコピンする。
織山「まじで、俺の憧れの先輩、Aちゃんですからね？」
まーそれは嬉しいけど。
『ほら、やろ？早く終わったらご飯連れて行ってあげる。』
織山「まじすか！？やる！！！」
振り付けが始まれば、表情は一変して真剣な眼差し。
私が捻挫で動けないから、足が何となくの動きしか教えられないけど、ちゃんと理解してくれる。
1曲だけだから、あっという間に終わった。
織山「動けなくても、振り付け早い。」
『ごめん(笑)でも、尚大出来るから。』
って言いながら頭を撫でる。
織山「いっつも頭撫でますよね。」
『だって尚大可愛いじゃん。』
織山「そういうのいいんで、ご飯行きましょ。」
『冷めてんな〜。』
尚大は可愛い弟って感じ。
みんなダンス能力の高い中でも飛び抜けた才能。
その才能をさらに引き出してあげたいし、引き出して欲しいって頼まれてるから。
織山「先輩、肉食いたいっす。」
『はいはい。いつもの所でいい？』
織山「ご馳走様です。」
▹望愛 さんからのリクエスト
少年忍者
今回は織山くんで書かせて頂きました。
ありがとうございました。
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ゆずき(プロフ) - S_1127さん» ありがとうございます！うれしいです！！続編で書かせて頂きます！ (2019年10月24日 0時) (
レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
S_1127(プロフ) - このお話1番好きで何回も読み直してます！もしお時間があればドッキリGPのお話書いて頂きたいです！！ (2019年10月13日 21時) (レス) id: 45fa4d853a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - Kanaさん» いつもありがとうございます！結構切なくなりそうです... (2019年10月10日 16時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
Kana(プロフ) - 毎回コメすみません！あ〜(T-T)裏側ではちゃんと好きって気持ち忘れてなかったんですね(>_<)切ないです…。今回も胸がぎゅーってなりました(ToT) (2019年10月10日 0時) (レス) id: f3e4f0c0df (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 思っていた以上に切ないお話になりそうです。それはお楽しみに！ありがとうございます。 (2019年10月9日 22時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずき
| 作成日時：2019年8月10日 15時
