切り替え ページ35
岩本照side
家族葬の次の日、土曜日の音楽の日に向けて俺ら以外にもHiHi Jetsや他のJrもリハ室に集まった。
全員がジャニーさんへ感謝の思いを伝えようと必死に踊る。
いや、訂正。…1人を除いて。
タオルを被り、リハ室の隅で未だに泣いてるA。
そこに、ふっかが向かった。
深澤「お前、いい加減にしろよ！！」
優しい言葉を掛けるのかと思いきや、声を荒らげた。
深澤「泣いてる姿見て、ジャニーさん喜ぶのかよ！Aのするべきことは、何だよ！！そんなんで、土曜日迎えるなら、出なくていい。」
渡辺「ちょ、ふっか…。言い過ぎ。」
ふっかがこんな怒ることあんま無いから、みんな戸惑いを隠せてない。
『……私だって、泣きたくないよ。泣き止まなきゃって思うのに、涙止まんないの！！』
多分、Jrの中で1、2を争うジャニーさんとの仲の良さだったA。
ジャニーさんと舞台の演出話し合ってたり、色々手伝ってたし。
深澤「そんなの分かってんだよ。…でも、その状態なら出ない方がいい。」
『分かった。……りょーへ。10分。』
阿部「ん。みんな1回部屋出よっか。」
Aの言葉を理解したのは、俺とふっか、阿部、佐久間、舘さん、翔太。
康二、目黒、ラウール。そして、ほかのJr達はまだ知らないか。
阿部「10分経ったら入るからね。」
そうAに阿部が声をかけ、扉を閉めると共に
『あぁーーーーーーーーーーーっっ！！！！！！』
向井「うわっ！！びっくりした。」
高橋「Aちゃん、1人にして大丈夫なんですか？」
深澤「ねぇ、俺言いすぎたかな？大丈夫かな？さらに泣かせちゃったよ、どうしよ。」
「ふっか大丈夫だから。」
阿部「優斗たちも気にしなくていいよ。」
宮舘「自分ではどうしようも出来ないぐらい、辛いことがあった時の、Aなりの切り替え方法だから。」
佐久間「わぁーーっ！って叫んで、気持ち整えてんの。」
渡辺「最近なかったから、目黒達も知らないよな。」
10分後、
阿部「入るぞー。」
リハ室に入ると、仰向けになってるA。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずき(プロフ) - S_1127さん» ありがとうございます！うれしいです！！続編で書かせて頂きます！ (2019年10月24日 0時) (
レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
S_1127(プロフ) - このお話1番好きで何回も読み直してます！もしお時間があればドッキリGPのお話書いて頂きたいです！！ (2019年10月13日 21時) (レス) id: 45fa4d853a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - Kanaさん» いつもありがとうございます！結構切なくなりそうです... (2019年10月10日 16時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
Kana(プロフ) - 毎回コメすみません！あ〜(T-T)裏側ではちゃんと好きって気持ち忘れてなかったんですね(>_<)切ないです…。今回も胸がぎゅーってなりました(ToT) (2019年10月10日 0時) (レス) id: f3e4f0c0df (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 思っていた以上に切ないお話になりそうです。それはお楽しみに！ありがとうございます。 (2019年10月9日 22時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずき
| 作成日時：2019年8月10日 15時
