雪男の紅一点は愛されてる

ラウール ページ41

※すの日常で大幅な時系列ミスを発見したので訂正しました。
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ラウ「っ……ぐすっ………。」



『ラウールおいで。』



ラウ「雪ちゃん…。」



たくさんの変化で、心のバランスが崩れてしまったラウールはふとした瞬間に泣き出すことが増えた。



特に滝沢歌舞伎では、体力的な部分でも辛いからね。



『大丈夫だよ？今日も頑張ってたね。』



ラウ「ん……、ぐすっ………。」



私の膝の上に向き合って座って、抱きついてくるラウールは大きな赤ちゃんみたい。



見た目は高校1年生に見えないぐらい大人っぽいけど、心はまだ幼くて。



私の同じ時期と重なる部分もあるから、余計に守らなきゃって思う。



気づいたら、ラウールは寝ちゃってて。



岩本「A、ラウールは？？」



ラウールが泣いている間、他のメンバーは気を使って別部屋に移動してくれてて、時間が経つと戻ってきてくれる。



『寝ちゃった。疲れてたんだね。』



深澤「どうする？」



『んー、まだ時間あるしちょっと寝かせてあげようかな。』



阿部「大丈夫？足辛くない？」



『大丈夫。ラウール軽いから。』



1人で抱え込まないで、こうやって私たちの前で涙を見せてくれる。



それだけ私たちを頼ってくれてるのかなと思うと少し嬉しかったりする。



ちなみに15分ぐらい経つと、ラウールは起きてくれる。(翔太とか絶対起きない(笑))



ラウ「んー、雪ちゃんごめんね？重かったよね？」



『ううん、大丈夫だよ？すっきりした？』



ラウ「うん！！」



佐久間「よし！じゃあご飯行くか！！！！」



『佐久間払いで。』



向井「ご馳走様です！！」



目黒「俺肉がいいっす。」



佐久間「な！なんだよお前ら！！そうやっていっつも俺を！！！」



ラウ「はははっ！(笑)佐久間くん可哀想(笑)」



渡辺「ラウールも元気になったし、佐久間の奢りで飯行くか！」



佐久間「え、ほんとに俺持ち？？」



宮舘「大丈夫。きっと払えるよ。」



そうは言いつつ、ちゃんとみんなで払うよ？



ラウールの分は順番にみんなが払ってるし。

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