雪男の紅一点は愛されてる

ピアス ページ11

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『ふっかにお願いがあります。』



深澤｢何？｣



『ピアスを開けて欲しいです。』



深澤｢は？本気で言ってんの？｣



私はいつだって本気ですけど？



深澤｢てか何で俺？｣



『ピアス開いてるし、上手そうかなって。』



深澤｢翔太でもいいじゃん。｣



『翔太に頼んだらダメって言われそうだもん。』



Aがピアス開けるなんてダメに決まってるでしょ！って翔太ボイスで聞こえてきます笑



深澤｢それで、俺のところに来たと。｣



『右耳だけでいいからさ？』



ふっかにピアッサーを渡す。



消毒して、あとは開けるだけ。



深澤｢開けるよ。｣



『ちょっと待って！怖くなってきた。痛い？？』



深澤｢痛くないよ、全然。｣



『開ける時言って？』



深澤｢分かった。ごー、よーん、さーん、｣



バチン！



『痛っ.....くない？てか、それは無し！！』



深澤｢あははっ！ごめん(笑)でも痛くないでしょ？｣



『うん、ありがと！！』



その後...



渡辺｢ちょっと！なんでピアス開いてんの！？｣



阿部｢ピアス？聞いてないよ？｣



佐久間｢開けたのかー！！！｣



宮舘｢自分で開けたの？｣



『ううん。ふっかに開けてもらった！』



渡辺阿部｢｢ふっか！？｣｣



岩本｢ふっか怒られるやつだな。｣



深澤｢A〜言うなよ〜。｣



阿部｢A、ちょっとこっち来て。｣



ちょっと怒り気味？な亮平の目の前に座る。



阿部｢ん、ちゃんと消毒するんだからね。｣



渡辺｢右だけ？｣



『右だけ。』



渡辺｢じゃあ、おそろいのピアス付けよ。｣



『怒らないの？』



阿部｢開けちゃったものはしょうがないし。｣



渡辺｢似合ってるから...ね。｣



深澤｢よかったぁー！怒られなかった！！！｣



ほっとした表情を見せるふっか。



渡辺｢開けた責任は取ってよ？｣



深澤｢やっぱ怖ぇわ。｣



『ふっかみたく2連しようかなー！』



渡辺阿部｢｢絶対にダメ。｣｣



岩本｢あはははっ！｣笑



宮舘｢2人は過保護だからね。｣



佐久間｢そう言ってる舘様もねー。｣



...過保護なのはみんなだよ。

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