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『っ…ありがとっ。ごめんね?』
「俺ら来てなかったらどうしてたのさ。しかも、汗だくになるまで踊って。」
すると、みるみる大きな目に涙を貯め始めたA。
佐久間「阿部ちゃんも俺も怒ってないから、な?」
「ごめん、強く言いすぎた。俺らも心配だから、言えそうだったら理由教えて欲しい。」
『っ…ねぇ、どうやったら認めてもらえるかな…?』
Aのその言葉だけで何を言いたいかなんてすぐに分かる。
佐久間も理解したみたい。
『……辞めたくなよっ?でもさ、もうわかんない。』
Aに沢山のアンチがいることも、下手くそ、辞めろ、って悪口言われてることも、俺らは知っていたけど、どうにかする力なんて持ってなくて、
『私はっ、どうすればいい?』
普段はしっかりしていて、大人っぽいAだけどやっぱり心はまだ子供。
俺はそのAの問いにどう答えていいか悩んでしまった。
佐久間「ずっと俺らと一緒にいてくれればいい。」
「佐久間?」
佐久間「俺はAと一緒に今のグループで活動したい。有名になりたい。大きなステージに立ちたい。だから、いて欲しい。絶対守るから。」
ちょっとだけ年上の佐久間が頼もしく見えた。
「一緒に頑張ろ。辛い時は俺らを頼ればいいし。俺らにはAが必要だから。」
『っ、りょうへっ、さっくん。』
泣きじゃくるAを俺と佐久間は優しく抱きしめ、その後は3人でご飯を食べに行った。
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ラウ「えぇっ?そんなことがあったんですか?」
「うん。だから、Aも最初から強かったわけじゃないよ。」
その事があって以降も、今のラウールみたいにふとした時に泣き出すことだって沢山あった。
ラウ「でも、どうやって沢山のアンチをやっつけた?んですか?」
「才能の塊な上に努力家だからね。ひたすら練習して、俺らと大差のないパフォーマンスを見せたらイチコロ?おまけにあいつファンサマシーンだし。」
ラウ「確かに、岩本くんと踊っててもAちゃん小さいなっては思わないかも。」
佐久間を除き(←)高身長なSnow Manでも違和感なく踊ってるのは人一倍大きく踊る努力をしているからなんだよな。
▹あべさくLOVE さんからのリクエスト
過呼吸
あべさく
ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
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ゆずき(プロフ) - 白濱亜嵐さん» いえいえ、こちらこそ紛らわしくてごめんなさい (2019年8月28日 13時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
白濱亜嵐(プロフ) - そうだったんですねこちらこそ知らないくせに指摘してしまいごめんなさい (2019年8月24日 10時) (レス) id: c752c14716 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 白濱亜嵐さん» ご指摘ありがとうございます。元々は、partyなのですが夢主の前では別バージョンという感じで書いていたのですが、その大事な部分が抜けていました。申し訳ないです。 (2019年8月23日 22時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
白濱亜嵐(プロフ) - FIRETIMEじゃなくて、partytimeだと、、 (2019年8月18日 18時) (レス) id: c752c14716 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - めめと夢主ちゃんの復縁展開見てみたいです。 (2019年8月17日 15時) (レス) id: df87f2a5f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2019年5月3日 18時