【d！】惚れ薬と甘え薬とか知らない

マジか ページ11

味噌汁を1口飲む


「…！！！！！！」


え、何これ……めちゃくちゃ美味しい！！！！！出汁がきいててあさりだけの味噌汁なのにすんごく美味しい！！！

鮭のホイル焼きも橋で1口サイズに切り口に運ぶ

…………なにこれ……美味しすぎる……

バクバクと食べる手が止まらない

美味しい〜！！！！！焼き加減も良くて味付けもシンプルかつ良くついててご飯にも合う！！！！こんなに美味しいご飯食べたの久しぶり！！！！


「……ふっ………かわいい……」


食べていた手がピタッと止まる
……今……なんて……言った……？

ご飯から顔を上げれば目の前に頬杖をついてまるで愛おしいものを見ているかのような目で私を見るショッピ

そんな目で見られるものだから私も照れるほか何も無い

顔がばっと火が着いたかのように火照る、きっと今の私の顔は真っ赤なのだろう


「……美味い？」

「へ？」


ふいに聞いてくるショッピ


「美味しいよ…！！！どれも美味しくてお店で食べてるような感じで…！！こんなに美味しいご飯食べたの久しぶり」

「……そ。なら良かった」


目を細めて少し微笑むショッピ

そんなショッピに心臓がきゅんとする。なんだ……これ……ショッピ…だよ…ね……

いつものショッピと違いすぎてどう反応したらいいのかわからない

何も言葉が出なくて気まづいので全部食べて食器を洗う

洗い終わったら特にすることも無く暇なのでソファーに腰掛けスマホを弄る

適当にいじっているとソファーに重みがかかったのかズンと下がる。何かと思い見ると横にショッピが座っている

え、ちょ、ち、近く……ない……？すんごい近いような気がするんだけど……

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