二十三話 ページ30
貴方サイド
どうして、ゼロが同点、聖騎士アーサーも破られて・・・・・
認めたくない、僕は・・認めない
メタちゃんの契約を使おう
僕は契約を使ってでも吉良ヒロト達に復讐するよ
貴「シュウ、白竜」
シ「どうした？菫」
貴「契約を使う」
白「なに言っているんだ！そうしたら菫は・・・」
貴「僕は意見を曲げるつもりは一切無い、復讐すると決めたんだ、姉を殺した彼奴らに」
シ「菫・・・」
貴「ごめん・・・白竜、シュウ」
試合が始まった
居「ボールをキープしたまま女帝がどんどん上がって行く！！」
貴「契約の天使メタトロン」
契約書が大量に舞っている
〜此処からの会話は他の人には聞こえない空間〜
メ「菫お姉ちゃん契約は？」
復讐したいのにそう言えない、どうして？
・・・分かった
僕はまだ"ヒロト兄さん"達を嫌いになれなかった
貴「自分の心の声を良く聞くこと、それと、奈菜姉さんの居たあの頃の記憶を此処に居る全員に流して！」
メ「！分かった」
〜元の空間に戻る〜
目を開けるとオッドアイになっていた
貴「メタトロニオスの聖約」
居「ゴール！！女帝の化身シュートが決まったー！！」
貴「やっぱり僕はヒロト兄さん達を嫌いになれないよ」
基緑「！」
ﾊﾞﾀﾝ
ここで僕は倒れて、意識が途切れた
〜生と死の境目〜
貴「此処は？」
奈「菫」
この声は！
貴「奈菜姉さん！」
貴「ねえ奈菜姉さん、此処は何処？」
奈「此処は生と死の境目だよ」
貴「じゃあ僕は死んだの？」
奈「いや、まだ死んではいないよ」
奈「菫、元の場所に戻っていいんだよ」
貴「え？」
奈「私は菫をずっと見ていた、菫には、沢山の仲間が出来た、菫がいないと、仲間が悲しむよ？」
貴「うん」
奈「それにずっと私は菫を応援しているから！だから、私の分まで生きて！菫！」
貴「ありがとう、姉さん！」
そう言って僕は歩いた、皆の元に帰る為に
奈「菫、貴方は希望を与える力がある頑張って！」
契約を使った時の夢主
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作者名：柚子 | 作成日時：2020年2月10日 19時
