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次の日。

いつもより張り切って可愛くて動きやすい服にした。

ロングスカートにブラウス。

左手には去年のマサイからの誕プレ。

ピンキーリングだ。

いつもつけてるけど、なくしそうで怖いから最近はつけてなかった。


「どう?マサイ!」

「めっちゃ可愛い」


そう言ってくれて瞼にキスするマサイ。

朝から私はこんなに幸せ者でいいのか。


「じゃあ、行こ?みんな車で待ってるよ」

「うん!」


こうやって手を繋ぐのも何回目かな?

慣れてきてしまったけど、今日は違った。

恋人繋ぎだった。

心臓爆発しそうです。






車に乗れば7人全員集合してた。


「あ!ダーマ久しぶりー!」

「久しぶりだなぁ!」


いつもなら冷たいダーマも今日はハイテンション。


「マサイ、あれ持ってるか?」

「ん、持ってるよンダホ」


そんな会話が聞こえてきた。


「あれってー?」

「ん?なんでもなーい」


そうやってわしゃわしゃ撫でるマサイ。


「あ、リア充だ」


ダーマが白目剥いてる。

こーゆーの大好き。

面白い。


「リア充とは、現実が充実してることであって、付き合ったらリア充になるっ…」

「もういいよA!!」

「「wwwww」」


こうやって話していると直ぐについてしまった。








「あ!これ買お!」


動画でも使えるように、プーさんなどのヘアバンドを何個か買った。

あとは一目惚れ。

可愛すぎでしょ!


「マサイあれ乗ろ!」

「いいよ!」


私の大好きなプーさん。

プーさんのハニーハントを指さした。

それからも沢山乗って沢山遊んだ。


そして、もう夜。


「ちょっと、ここで待ってて?」

「え?うん」


私はマサイにシンデレラ城の前で待たされた。

ほかのメンバーはどこなんだろう。

気づけば他のお客さんは私のまわりにいなかった。

アナウンスが流れた。


「七彩さん、マサイさんの前へ」

「え…?」


するとスポットライトに照らされたマサイ。

手元にはなんやら箱が。


「七彩、これまでずっと付き合ってきて色んなことあった。喧嘩もしたし、一緒に泣いたりもした。これからもこんな俺でよければ、ずっと幸せにする。だから…」

「っ…!!」

「俺と、結婚してください」


跪くマサイ。

その手には光り輝く婚約指輪。

私はピンキーリングをポケットに入れ、マサイに言った。


「もちろん、マサイじゃなきゃ嫌だよ」


私は永遠の愛を誓った。

。→←。



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せいら/うおたみん(プロフ) - 愛恋さん» 返信ありがとうございます!短編集!そちらも楽しみですがまずはこのお話の続きが楽しみです!!これからも応援してます^^ (2019年12月4日 0時) (レス) id: 7f727240ff (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - せいら/うおたみんさん» コメントありがとうございます!もしかしたらおまけみたいな感じで短編集で出すかもしれないです!楽しみにしててください^^* (2019年12月3日 7時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 次の小説楽しみです!R1○は私は入れてもらいたいですが(おい)どちらでもいいと思います! (2019年12月3日 4時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - 妖艶なる幻惑の魔術師さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!ありがとうございます。新しい小説は来年からになるかもしれないですが、楽しみにしててください^^* (2019年12月2日 23時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - 瑠奈さん» 短編集ですか!そうしてみます!ご意見ありがとうございます! (2019年12月2日 23時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごはん。 x他3人 | 作成日時:2019年10月31日 23時

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