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モトキside
ずっと2人を密かに見守っている。
お似合いの2人だよね。
でも最近会ってないらしい。
撮影前にもシルクとマサイがマンツーマンで話してるのを見る。
「ねぇ、だほちゃん」
「なに、もっきゅん？」
「最近、なんか変じゃない？」
「俺もちょっと思ったかも」
やっぱりみんな気づいてるよ。
マサイ、そんなに俺らに隠したいのかな。
そして今日の撮影もマサイは来なかった。
カメラを回す前に玄関を見る。
案の定、マサイが出ていった。
「ねぇ、シルク」
「ん？」
「マサイは？」
「散歩だってよ」
「ふーん」
「えっ、そんなキャラだった？」
たしかに。
だほちゃんの言う通り、散歩するような人じゃない。
どちらかと言うと部屋の中でパソコンじゃない？
Aちゃんに何かあったとか？
「まぁいいじゃん、始めるぞ！」
僕はすぐに切り替え、カメラに向く。
「どーも！Fischer'sシルクです！」
「ンダホ！」
「モトキ！」
こうやって動画が始まっても、やっぱり気になる。
撮影の合間に僕はLINEを送った。
“マサイ、いつでもいいから帰ってくるんだよ”
場所はわからないけど。
行方不明になる前に。
でもそれは水の泡となった。
撮影後、マサイは帰宅せず。
「やばい」
シルクが不安な顔であたふたしている。
「マサイがいねぇ」
「探そうよ！」
「さっきLINE送ったんだけど…」
トーク画面を開いてみても、既読にはなってない。
「電話してみるわ」
シルクが慌てて携帯を取り、マサイにかける。
耳を澄ます。
『…おかけになった電話番号はおでになりません』
シルクの携帯からもぞもぞとそんな電子音が聞こえた。
「だほ」
「ん？」
「運転、できるか？」
「おっけ」
シルクは来れるメンバーをほとんど集めた。
集まったのは、ぺけたんだけだった。
仕事だから仕方ない。
「んじゃあ、行くか」
シルクの一言で、僕らは夜の世界へ。
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せいら/うおたみん(プロフ) - 愛恋さん» 返信ありがとうございます！短編集！そちらも楽しみですがまずはこのお話の続きが楽しみです！！これからも応援してます^^ (2019年12月4日 0時) (
レス) id: 7f727240ff (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - せいら/うおたみんさん» コメントありがとうございます！もしかしたらおまけみたいな感じで短編集で出すかもしれないです！楽しみにしててください^^* (2019年12月3日 7時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 次の小説楽しみです！R1○は私は入れてもらいたいですが(おい)どちらでもいいと思います！ (2019年12月3日 4時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - 妖艶なる幻惑の魔術師さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！ありがとうございます。新しい小説は来年からになるかもしれないですが、楽しみにしててください^^* (2019年12月2日 23時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - 瑠奈さん» 短編集ですか！そうしてみます！ご意見ありがとうございます！ (2019年12月2日 23時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 x他3人 | 作成日時：2019年10月31日 23時
