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○言葉にして○ ページ35

次の日。

私の目は変わらない。

心が変わった。

ずっと心に寄り添っている人がいる。

早朝。

私はマサイの部屋に向かった。

インターホンを押すと、モニターを見たのかいいよーと声が聞こえる。

私は扉を開けて急いでリビングに行く。

靴は整えてね?

この張り裂けそうな気持ちを受け止めて欲しい。

私はマサイの姿を捉えると抱きついた。


「うおっ!」

「マサイっ!」

「朝早くから来るからびっくりしたよ〜」


ふわふわと撫でてくれるマサイ。

私は抱きしめる力を強めた。

いつの間にかこんなに大好きになってたんだなぁ。

高い背も、笑顔がかっこいいとこも、手が大きいとこも、優しいとこも。

まだ知らないこと多いけど、知ってることは全部好き。

マサイは他の人と違って私を受け止めてくれた。

お隣さんっていう関係じゃなくて、一人の人間として。

マサイのおかげで私にはなかった感情が芽生えた。

私の心に、薔薇が咲いた。


「マサイ…」

「んー?」

「伝えたいことがあるの」

「…俺も」


もう答えはわかってる。








「マサイが好き」

「俺は大好きなんだけどなぁ?」

「ん、もー!!///」


マサイの胸に顔を填めた。

絶対顔赤い…。


「顔も赤いけど、目でわかるよ?」

「んもー、目のせいで心読まれちゃうなぁ」

「大丈夫、俺にしかわかんねぇから」


私は優しく笑った。

私の頬に添えた手は暖かくて、優しくて。


「…大好き」


どちらからともなく顔が近づく。

愛が実った。

。→←。



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ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» 楽しみですー! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか!ありがとうございます!続編では歌い手さんも出す予定なのでぜひ楽しみにしててください! (2019年10月30日 0時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - わたし、歌い手×Fischer'sが大好きで(笑)、すごい楽しく読ませてもらってます〜(*^^*) (2019年10月29日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» ありがとうございます(*T^T) (2019年10月27日 19時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか?!ありがとうございます!全然、いつでもコメントしてください! (2019年10月27日 17時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな x他3人 | 作成日時:2019年10月11日 18時

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