検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:68,612 hit

ページ30

マサイside


無事、撮影が終わった。

Aを部屋まで送ってシルクの部屋へ。

撮影していたメンバーはまだ残っていた。


「ちょっとだけいいか?」

「ん?どうした、改まって」


シルクに話しかける。

それと同時に他のメンバーも動きを止めた。


「もう気づいてると思うけど、俺はAが好き」

「……」

「…うん」


みんなが頷きながら聞いてくれる。

こっち側としても話しやすい。


「仕事もちゃんとする、両立もする。だから…いいよな…?」


みんなの硬かった表情が一気に柔らかくなる。


「…当たり前だろ!」

「みんなで応援するよ!」

「マサイならできるって!」


もう。

最高の仲間だ。

こんな仲間を持ってよかった。

Fischer'sになってよかったって心底思える。


「これだけは言っておく、」


シルクがバシッと俺の肩を叩いて言った。


「ぜってぇ幸せにするんだぞ?いいな?」

「…分かってる」


それはもう覚悟の上。


「じゃなきゃ俺がとっちまうぞ?笑」

「それはマジで勘弁」


よかった。

みんなわかってくれて。

まだ知らないこともある。

まだ分からないこともある。

少しづつ、一歩づつ、進めばいい。

マイペースに。

俺は俺なりのやり方で、あいつを守る。


早く抱きしめたい。

○悪夢○→←。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» 楽しみですー! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか!ありがとうございます!続編では歌い手さんも出す予定なのでぜひ楽しみにしててください! (2019年10月30日 0時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - わたし、歌い手×Fischer'sが大好きで(笑)、すごい楽しく読ませてもらってます〜(*^^*) (2019年10月29日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» ありがとうございます(*T^T) (2019年10月27日 19時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか?!ありがとうございます!全然、いつでもコメントしてください! (2019年10月27日 17時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さな x他3人 | 作成日時:2019年10月11日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。