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次の日の朝、結局私は眠ってしまったみたいで部屋に戻った。

朝の光景は驚いたけど…!


「んっ…ふわぁ…って、えっ?!」


なんで隣にマサイがいるの?!

あっ、そっか、私倒れて…。

昨日の記憶が蘇る。

それで行かないでって言おうとして裾を掴んだけど寝てしまったと。

ムード最悪だよね?!

マサイに申し訳ないな…。

今だって布団で気持ちよさそうに寝ているマサイを置いてきてしまった。

起こすと悪いし。


でもその日から、マサイと会えない日が続いた。

連絡先を交換してないから状況がわからないままでいる。

会えなくなってから何日続いただろう。

私は気を紛らわすために仕事を探していた。

この目を活かせる仕事はないのかとか、給料が高いのはないかとか考えて。

スマホで検索するけどなかなかいいのがなかった。

気分転換に街へぶらぶら出かけることにした。


やっぱり東京は人が多い。

道がわかんない。

今の時代、ナビがあるからいっかと思ってどこかもわからない道を歩く。


「お嬢さん!」

「あっ、はい…?」


方を叩かれ、声をかけられる。

こんなことあるんだ。


「新しい事務所ができたんだけど、そこで働いてみない?」

「えっ?」


そう言って紙を差し出してくる男性。

結構若い。

紙には「歌い手さん募集中!!なりたい方ぜひ!」と書かれている。

少し興味あるかも。


「歌い手の事務所。ちょっと受けてみようよ!」

「えっ、ちょ、ちょっと?!」


強引に手を引かれた先には大きなビルが建っていた。

仕事探してたところだしいっか。

中に入るとまだ新築の匂いがした。

案内された部屋に入る。

思いっきり面接受ける格好じゃないんですけど?!

まぁちょっとはおしゃれかもしんないけど。

椅子には社長らしき人が座っている。


「あ、えと、こんにちは」

「この事務所の社長です。こんにちは。どうぞおかけください」

「失礼します…」


おずおずと座ることに。

これは面接か?!


「まず、君には歌って欲しいんだ」

「…えっ?」

「歌い手の事務所だからね。あそこのステージで」


社長が指さす方向にはステージらしきものの上にマイクが立っていた。

ちょっと、楽しそう。


「いいかね?」

「…はい。やってみます」


せっかく見つけた唯一の仕事。

一発勝負。

。→←。



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ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» 楽しみですー! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか!ありがとうございます!続編では歌い手さんも出す予定なのでぜひ楽しみにしててください! (2019年10月30日 0時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - わたし、歌い手×Fischer'sが大好きで(笑)、すごい楽しく読ませてもらってます〜(*^^*) (2019年10月29日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» ありがとうございます(*T^T) (2019年10月27日 19時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか?!ありがとうございます!全然、いつでもコメントしてください! (2019年10月27日 17時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな x他3人 | 作成日時:2019年10月11日 18時

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