11話 ページ11
彼がその場を立ち去った後、私は少し呆然としていた。
嵐みたいに通り過ぎて行った彼。
全てのことが一瞬に襲い掛かってきて、思考回路がショート寸前だ。
「あれ、そう言えば智尋は…？」
先程から姿が見えなかった智尋を探しに行こうと、荷物を整理する。
すると、背後から男性の声がした。
「すみません。小西さん、お迎えが来ておりますのでお送りいたします。」
どうやらここのスタッフのようだ。
お迎えとは…？
「あの、もう1人いるんですけど。先程から姿が見えなくて。」
智尋の事を伝えると
「あ、智尋さんなら先に車に乗っていらっしゃいます！」
あ、先に行ったのか。
申し訳ない。
流石智尋。
スタッフさんとの交流もあるのか。
「そうなんですね！分かりました。」
そうして、言われるがままその人の後ろに引っ付いていく。
そこにあったのはかなり大きめで黒塗りの施された車だった。
怪しいなと思いつつもその車に乗り込む。
ドアが開くと同時に
「あ、…皆！あの子がAです！」
そして一斉に注がれる視線。
あれ、この人達さっきまでアイスショーに出てた人達じゃないかな。
あれ、なんで同じ車に乗ってるんだろう。
またもや思考回路がショートしそうになる。
「ほら！Aちゃん！乗って！」
女性の声に急かされ、とりあえず空いている席へと座る。
隣にいた女性が私の肩をトントンと叩き声を掛けてきた。
「私、村上佳菜子って言います！よろしくね！」
彼女の第一印象はキラキラ眩しい笑顔が素敵な人。
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み結wing(プロフ) - こゆのさん» 遅くなりすみません！ありがとうございます！これからもきゅんきゅんしたお話をお届けできるよう頑張ります！ (2017年2月14日 20時) (
レス) id: 13b507f825 (このIDを非表示/違反報告)
こゆの - ほんとすてきでドキドキしっぱなしでしたwこれからも、素敵なお話期待してます(^^)d (2017年1月30日 2時) (レス) id: 02bf031904 (このIDを非表示/違反報告)
み結wing(プロフ) - 苺大福さん» 遅くなりすみません！ありがとうございます！更新遅くなりますが頑張ります！ (2017年1月4日 23時) (レス) id: 13b507f825 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - めっちゃ面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年12月30日 14時) (レス) id: 0224fcafc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み結wing | 作成日時：2016年12月25日 22時
