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第1話 ページ2
ヒュー…ドンッ…
赤、青、白と、色とりどりの花火が空を舞っている様子を私はビルの屋上で見ていた。
そんな夜空に駆け出そうと、私は今靴を脱いだ。
とても綺麗だとは思うが、感動はない。
虚無感を感じるが、こんな日に死ねるなんて…という喜びはある。
あと一歩踏み出せば私は…そう考えると少しは恐怖で鼓動が早くなる。
でも、覚悟は決まっている。
ラストの1番大きな花火と共に1歩踏み出す。
直後に浮遊感。
恐怖で目をつぶる。
やっぱりもう少し生きていたかったな。
だが、もう遅い。
もう衝撃が来るだろうと覚悟した。
願わくば、来世は黒羽快斗くんとの結びを…
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2020年9月22日 14時