【名探偵コナン】ただの偶然なんです…。2！〈歌い手〉

包帯巻けない ページ8

貴方side


お風呂に入ったのはいいんだけど…


包帯とったら見える痛々しいほどの手の跡。

色は変色していて結構目立つ

えぇ…どこぞのホラーだよ…

それから腕。腕は首ほどくっきりとは残ってはいなかった。


そりゃあ首締められるほど腕掴まれたら折れるわな。


それからここからが本題なんだけど…

包帯巻けない！！首！

私天然不器用って言われてたからね！！

こーゆーのは苦手なんだよ！

ぐっちゃぐちゃ…

もうコナンくんに巻いてもらうしかないな。



首にタオルを巻きうまーく隠して

リビングに向かった



ら。

ま「あっさり肯定してどうすんですかこのあさり！！！」


というまふの怒声？叫び？が聞こえてきた。

なになに、何話してんの…。

う「お、風呂上がったの？」

ひょこと顔を出したうらたんその手にはゲームコントローラが。


貴「ん！次どーぞーまふと彼方はなんか話してるみたいだし。」

そう言って足早にまふたちのとこに向かう。

坂「じゃあもう1戦やろうぜうらさん！！」

う「よっしゃー」


なんて声が後ろから聞こえる




ん？うらたんの面倒見とく発言どうした？




あ、いた。

こっそり近づいて…

貴「なになにーなんの話ー？」

ひょこっと顔を出すと

案の定ビクッとしている3人


ふふ、おもろ…

……………………………………………………………………
真冬side

Aが乱入してきちゃったぁぁあ…！

どうしよう！！

…あ

ま「A、なんで首にタオル巻いてるの？」

理由なんてとっくに分かってるけど

知らないふりをして聞いてみる。

貴「…ん、あぁ、コナンくんに包帯巻いて欲しくて」

ちょっとよそよそしく答えるA

そ「でもタオル巻く意味ある？」

と言ってそら…彼方さんがタオルに手をかけて


取った。


貴「！！？ちょっと！」

取り乱した様子で首を手で隠すA

手の隙間から見えた首には痛々しいほどの手の跡がくっきりうつっていた。


コ「…っ」

ま「…！」

そ「……。」

貴「なんで取ったの。」

真顔で言うA

そ「なんで隠してたの。」

怯まずに質問に質問で返す彼方さん

貴「知られるのが嫌だったからだよ。」

そ「俺は取りたかったから取った。」

「………………。」


無言の圧力を掛け合っている2人とも。

そんな空気を壊すように

坂「なー！お風呂ってどこ？」

さかたんが乱入してきた。


次はお前か…！

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