8.優しいお方 ページ9
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貴「事前に聞いていたとはいえ、やはりこたえますね。」
自分を否定され、拒絶されたのだ。
応えない方がおかしい…と、僕は思う。
小狐「…ぬしさまはここに来て日が浅いのですか？」
貴「今日初めて来たばかりです。人間不信になってしまったこの本丸の刀剣たちを、救う……と言うのはおこがましいのですが、再び人間を信じられるようにするために。」
小狐「左様ですか。ぬしさまはお優しい方だ。」
小狐丸さんは優しく微笑んで、いきましょうかと僕の荷物を持ってくれた。
こんのすけを抱き上げて、歩き始める。
こん「紫苑様、本丸で過ごすのは危険ですので、しばらくは離れで暮らしましょう。」
貴「わかりました。」
さっきのように突然切りかかられるのは笑い事じゃない。
だから、おとなしくこんのすけの言うことに従うことにした。
貴「あなたはどこで暮らすのですか？」
小狐「ふむ、近侍としてぬしさまのお側を離れるわけにはまいりませんからね。まあ、寝るところくらいはあるでしょう。」
貴「そ、そうですか…」
小狐丸さんとこんのすけと一緒に生活することになりました。
もふもふ率がとても高いです…
朝の日課はブラッシングにでもしましょうかね……
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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (
レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます！更新待ってます！ (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佑菜 | 作成日時：2017年4月23日 18時
