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45.和やかな朝 ページ46

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僕が発見した刀は、翌朝に顕現させることになった。

粟田口の皆さんの食事を用意して、顕現させようとした所に短刀の皆さんの足音が聞こえてくる。


一期「おはようございます」

貴「おはようございます。今日の朝ご飯は洋風のものを作ってみました」


1番最後に来た一期一振さんにもちゃんと挨拶をして、興味津々といった様子で覗き込んでくる短刀の皆さん達の目から遠ざけるように、別室へと持っていってもらう。


貴「今日の朝食はサンドイッチと目玉焼きですよ〜」


こんのすけに用意してもらった食材を使って、小狐丸さんや短刀の皆さんにも手伝って貰いながら朝食を作り終えると、それぞれに運んでいってもらう。

大所帯だと作る時間はかかってしまうが、長らく神社暮らしをしていたおかげで手際だけはいい。


一期「……そう言えば、刀剣を見つけたとお見受けしましたが…」

貴「えぇ。本丸の外にありました」

一期「…なるほど、道理で見つからなかったのですね」


納得したような一期一振さんの呟きには特に何も返さず、居間にいる皆さんの元へ。


貴「お待たせしました」

乱「主さん、こっちこっち!」


手招きする乱藤四郎さんの方を見れば、一人分の席が空けてある。

空いている場所に座ると、全員で手を合わせてそれぞれ朝食を食べ始める。


秋田「主君、今日は見つけた刀剣を顕現させるのですか?」

貴「そうですね。彼らが顕現に応えてくれれば、の話にはなりますが」

厚「たいしょー、あんまり無理すんなよー?」

貴「が、頑張ります…」


沢山の方に心配されている。僕も頑張らねば。




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46.顕現→←44.発見



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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佑菜 | 作成日時:2017年4月23日 18時

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