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結論から言うと逃げられなかった。

まぁなんとなく想像はしていた。



扉が閉まるのは想定内。

本棚が倒れるのも想定内。

倒れた本棚で扉への道のりが遠くなるのもまぁ想定内。

本棚と床でサンドイッチされるのも100歩譲って想定内。

足折れるの想定外。


ゴリラの幼なじみもゴリラ説は正しくなかったな



あーあ、私もここで終わりか〜。

まぁきっとそういう運命だったんだろうな。

だとしても悲しいよね、なんで私図書館来たんだろう。
いや、読書感想文で必要だからなんだけどさ。

わざわざあんま人来なさそうなところで探さなきゃ良かったなぁ。

絶対来ないじゃんここ… どうせ死ぬなら潔く… なんてね。


でも2人に最後にメール送れたのは良かったかな。

零は気づきそうだけど気づいたところでどうすることもできないよね。

私がいた存在ごと忘れてくれないかなぁ、やり残したことあるのに、って私らしくないね。

はいおっけー元気元気!

おばあちゃんに会えるんだしオールOK!!!





……ッ、はぁ……




​───────​───────​───────

コメント…… ほしいなぁとか…… 言ってみたり…… (空気ぶち壊し)

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 諸伏景光   
作品ジャンル:純文学
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作者名:詩葉 | 作成日時:2023年1月31日 18時

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