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『……将吾先輩、』
将吾「そーやって呼んでくれてて嬉しいな〜」
まずは可愛いでした。
ニコニコ笑ってて、可愛いです
恥ずかしさの上をいきました
将吾先輩はニコニコしたまんま、嬉しそうに私に
将吾「Aちゃんって、ほんっとにまじで歌上手いね……」
と言ってくれた
『ありがとうございます…、』
将吾「ふふ笑あ!そうだ、俺ね〜、Aちゃんが歌ってるの聞いて、どうしてもお願いしたくって、」
少し控えめにそう言ってくる将吾先輩
『お願い…?どんな感じの…ですか?』
将吾「んーとね、デュエットっていうのかな?あ、俺は歌えないんだけど、ギター弾けるからそれと合わせて歌ってほしい!」
え、待って
将吾先輩ギターも弾けるんですか?
逆に何ならできないんですか?()
将吾「あ!部活で、とかじゃないよ?こーして、放課後に…ってだめかな?」
そんな上目遣いなんて、、勝てっこないです…!!
『私でよければ、、、』
将吾「へへっ、いいの〜?やった、嬉しい〜、」
やっっっっぱり可愛い()
好きだけど、可愛いが勝つんですわこの先輩…
『ちなみに、いつですか…?ま、毎日…?』
そう聞くと、ん〜と考えて
将吾「いつがいい??俺は、ん〜そうだなぁ、木曜日以外なら!笑」
『私は、火曜日以外なら、いつでも良いです…』
将吾「じゃあ、火曜日と木曜日以外で良い?」
『、はい』
今日はもう少しいるの?と聞かれて、はいと答えると
将吾「じゃあさ、リクエスト、していい?」
『…はい、』
先輩からのリクエストは下手に歌えん、と肩に力が入る
将吾「ふふ笑そんな力入れなくて良いよ〜、リラックス!笑」
『あ、はい…笑笑』
将吾「俺もギター弾くからさ!こーして歌ってもらうの憧れだったんだよね〜!」
先輩からリクエストされた曲の歌詞を調べる
知らないわけじゃないけど、やっぱり間違えたくはないから
将吾「んじゃ、いいかな?」
『はい、お好きなタイミングで…』
心地の良いどこか優しいギターの音で曲の始まりを告げた
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作者名:ゆあん | 作者ホームページ:http://mobile.twitter.com/yuuu__taji869
作成日時:2022年2月26日 12時