Shining star (ページ25)

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それから少しだけど日は経ち、今はもう、ジリジリと暑さの続く夏になった

そして今日は藤牧先輩とカラオケでコラボさせていただくことに…

『あの、…藤牧先輩、』

京介「あー、ずっと思ってたんだけどさ」

話そうとしてたことを急に遮られる

『…？はい、』

京介「その“藤牧先輩”ってのやめてくれない？」

『あ、嫌、でしたか…？』

京介「うん、“藤牧”ってのがあんまり、」

『分かりました、京介先輩、、って呼びますね、』

京介「うん、あ、遮ってごめん、何だったの？」

いざ改まって言うと緊張するな……

『コラボ、ていうかデュエット？させていただく時、インスタライブしてもいいですか、？』

少し、先輩の顔が強張ったのが分かった

『あっ、ごめんなさい、嫌だったなら、やめましょう、すみません…』

京介「あ、いや、嫌とかじゃなくて、まさか仲本さんがそんなこと言ってくれると思わなくて、…全然大丈夫、」

『ほんとですか、よかったです…』

スマホをセットして、先輩とどの曲を歌うか話す

京介「仲本さんはどれ歌いたいの？」

『私は…これを、』

京介「季節感ないね〜笑笑」

『で、でも！これを…』

京介「おっけい笑歌おうか、」

ポチッ、

『こんにちは〜…今日はですね、歌がとってもお上手な先輩とコラボさせていただきます、ぜひ聴いてってください…一曲目は、季節がズレてますが、私が去年たくさん聴いていた曲を歌おうと思います』