Shining star (ページ24)

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歌い終えると、みんなポカン…としてて

あれ、なんか、まずい、かな……と俯くと

理人「……え！！！！ちょ、まっ…はぁぁぁ、なんで最初あんなやる気無さそうだったの？！これ出すつもりなかったとか勿体なさすぎるよ？！」

と池崎先輩からお褒めの言葉(？)をいただいた

『あ、ありがとうございます……』

陽菜「私も嬉しい！！Aがこれ歌ってるの聞けて！！」

と陽菜が喜んでくれてたので私もニンマリ()

将吾「えぇ〜！！Aちゃんすごいよ！！！俺、Aちゃんの声好きだわ〜！！」

ゔっ……将吾先輩に好きだなんて、、、(声が)
“声”だとしても嬉しすぎる……

威尊「まじすげぇなぁ、Aちゃん、練習とかしてきたん？？」

おぉ、なんて答えるべきか……

『練習、というより、歌うことが好きなので、自然と歌ってたかも知れないです、……答えになってなくてすみません、』

威尊「そうなんや！！歌うの、あんま好きやないかと思ってたわ〜、でも！これやったら、Aちゃん、京ちゃんと張れそうやない？？」

京ちゃんはどう？？

と他の先輩方が聞く

少し俯きがちだった藤牧先輩が顔を上げて

京介「いや、すげぇわ、仲本さん……すごい、」

「「「「えっ？！？京ちゃんベタ褒め？！？？！！！」」」

他の3人方の声が揃ってしまった

そりゃそうだろう、こんな冷たそうな(失礼)藤牧先輩が私の歌声を褒めてくださったんだから…

京介「感情が、なんか、ぶわぁって、めちゃくちゃ、うん、めっちゃ伝わってきた…」

『ありがとうございます……』

京介「先輩が言うことじゃないのかもしれないけど、ぜひ今度俺と一緒に歌って欲しい、いや、歌いたい」

“歌いたい”

半分憧れてたような存在の藤牧先輩から、そう言ってもらえて嬉しかった

『…っ、はい！！ぜひ歌いたいです、』

京介「ふはっ、よかったー、じゃあ今日はこれで終わりにしますか？」

理人「そうだね！！Aちゃんも疲れてるだろうし！今日はゆっくり休んで！！お疲れ様〜」

「『お疲れ様でした〜』」