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27話 ページ37

数分後


やっと落ち着いてきた私は深呼吸をして莉犬さんに話しかける


『ありがとうございます。もう大丈夫なので!』


それでも心配の顔を浮かべる莉犬さん


莉「ほんとに?無理してない?」


無理してる。


そう言えば助けてくれるの?助けてくれた人なんてこの人生でいなかったのだよ。

期待もくそもない。


『無理なんてしてないですよ!助かりました。』


莉「...よくこんなふうになるの?」


『まぁ、頻度は高くないですよw大丈夫です』


莉「...過呼吸?不安症?とか?」


『多分?私もよく知らないんですよwまぁ大したことないので大丈夫です。なので






誰にも言わなでください。特に妹には』



そう。凛に言われるのだけは避けたい。

だって凛が知ってらお母さんにも回ってしまう。


困るの。

また、病原体なんて言われるのも。迷惑かけないでって言われるのも。

もう、嫌だから


でもそんなこと言ってもいないのに伝わる訳もなく

莉「なんで?言っといた方がまた起こった時に誰でも対処できるでしょ?」


なんて。


『対処のしょうがないのに誰かに助けてもらうなんて矛盾ですよw』


莉「...それもそうだけど...」


『今回は私の不注意です。』


そう言うと何かを考え始めた。


いいって。私のために何かを考えて、悩まないでよ


莉「じゃあこうしよう!」


『はい?』


莉「皆には内緒にする!そのかわりに




俺には呼び捨て、タメで話すこと!」


正直驚いた。そんなことなんの需要にもならないのに


『それでいいんですか?』



莉「うん!そしたら内緒にする!」


私は少しためらって


『分かった。莉犬』


そう言うと少し驚いた顔をして


莉「ありがとう!」


と返してきた

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花優月(プロフ) - Riru さん» これから新学期または進級の時期だと思いますが良いものであることを祈っています。助けてという言葉が喉から出ず誰にも届かないのはとても虚しく辛いですよね。物理的に助けることが出来ず歯痒いです…。お話いつでも聞かせてくださいね (2023年3月23日 8時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - Riru さん» 逃げたことがない、助けて欲しいと言うことが出来ない人ほど逃げることって難しいと思います。どうか無理だけはせず、ここで吐いてもいいし、信頼出来る友達と共有するでもいい。いつでもお待ちしてます。学校で言えば相談室や保健室が私の頼りでした。 (2023年3月23日 8時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - Riru さん» 真ん中っ子はある意味都合のいい立場で困ってしまいますよね。家も学校も自分の居場所などないのだと感じる時が1番孤独に感じていました。Riruさんも同じような気持ちかなと勝手ながら感じました。逃げてもいいんだと私は読者様に教えて頂きました。 (2023年3月23日 8時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
Riru - 助けて欲しいなと度々思うのですが…誰にも言えないので…言わせていただきます… (2023年3月22日 20時) (レス) id: c6b2204192 (このIDを非表示/違反報告)
Riru - 分かります…。私もここで吐かせて頂くと、真ん中っ子な私は「妹だから我慢しなさい。」「お姉ちゃんなんだから虐めないで、我慢しなさい。」なんて理不尽なことを良く言われます。学校に居ても悪口の嵐で、それで逃げ出したくても逃げ出せなくて…もう嫌になります…。 (2023年3月22日 20時) (レス) @page10 id: c6b2204192 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2019年3月25日 3時

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