大丈夫。〜SOS〜【すとぷり】

11話 ページ16

ー過去ー


病気を沢山持った私はたくさんの病院に通った。


母は、目と耳の間の神経が死んでいく病気だった。


常染色体優性視神経萎縮
じょうせんしょくたい ゆうせい ししんけい いしゅく


それは子供に遺伝する。


私は運悪く遺伝してしまったのだ。

凛はならなかった。


何度も眼科に連れてかれた。

遠い大学病院まで何度も。

何をしても治らないのに...

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学校でのストレスで胃を悪くした。

検査の結果、慢性胃炎

(ストレスで胃酸が沢山出て胃を溶かす)


それは体質だと言われた。この体質は父からの遺伝らしい。ほんとに出来損ない。

何度も早退した。歩けないくらい痛かった。誰もわかってくれなかった。

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胃の検査をした時エコーを撮ったの。でも結果は、胃は問題ないけれど、肝臓になんかある。


肝臓病...

また検査しに〇月に来てくださいだって。

ここも遠い市立病院だった。

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夢遊病が酷い私。

(寝ながら歩いたりする病気)

ある日、母が寝ようとしたら出窓のカーテンが揺れた。中を除くと私が体育座りで座っていたらしい。

真冬だった。手足が冷え切っていて、まるで死んでいるようだって言われた。

もちろん私は覚えてない。起きれば自分の布団で寝てるんだもの。

寝ながら勝手に外に出ようとしたりするから病院に連れてかれた。市立病院だった。
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それから...次の病院で母に言われた言葉。


｢これ以上迷惑かけないで。｣


もう頼れなかった。

だから心療内科も1人でいった。でもその先生が気に食わなかった。

先生に言われた言葉。

｢軽いパニック障害ですね｣


もう...生きていく気力もない。


なんで死ぬ病気じゃなかったの？なんで？

まるで歩く病原体じゃない。






これ以上私を苦しめないでよ。

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コメント
｢上のいとこがひいきされて比べられる｣

すごく分かります。私には姉も兄もいます。

真ん中なんです。辛いですよね。私は一人の人間なのに。

まるで引き立て役のように扱われて...


｢この作品で頑張ろうと思った｣と書いていて救うことが出来たのかは不安ですが

私じゃアレかもですが力になりたいです。

私達は間違ってないはずなので！

P.S.
この過去も私ですごめんなさい。

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