127話 ページ41
るぅとside
今日はレコーディングがあり朝から頑張ってきました!
只今の時刻午後3時です。
シェアハウスへの帰路につきいつも通る公園を歩いていると目の前をたくさんの袋を持ったゆづちゃんが歩いてた。
両手に抱えてていつも大変なんだなぁと改めて感じた。
成人男性6人分の食費はとても高いだろうし申し訳なくなって手伝おうと近ずいた。
ただ先程からゆづちゃんはその場から動かなかった。
ずーっと同じところを見つめててその目線を僕も追ってみた。
その視線の先には手を繋いで楽しそうに並んで歩く親子の姿。
とても愛おしそうに羨ましそうに見つめるその眼差しが僕にはとても悲しそうに見えて
る「ゆづちゃーん!」
『?あっ!るぅちゃん!』
僕を見た瞬間パァっ!と笑顔になるゆづちゃん。
この笑顔を守りたいな。
る「重そうですね!持ちますよ!」
両手を塞いでた片方の袋を持つ。
『レコーディングで疲れてるだろうに...』
申し訳なさそうな顔をする。
そんな顔しないで欲しいなぁ
きっと僕にできることは限られていてそれが本当にゆづちゃんの役に立つかは分からない。
る「んー。じゃあ疲れてるので癒してください!」
少しでもその心の隙間を僕が埋められたらいいな。
そんな願いを込めて
先程空いたゆづちゃんの片手を僕の片手で塞いだ。
『っ、...こんなことでいいのぉ?w』
一瞬驚いたような顔をして目をふせてからまた笑った貴女の顔はとても無邪気で可愛かった。
る「こんな事がいいんです!」
『変なの〜!』
そういった後手に少しだけ力を込めたのを僕は知ってるよ
『ありがとう』ボソッ
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花優月(プロフ) - のんさん» ありがとうございます(><)この作品を見つけてくださったこと、読んでいただけたこと見ていきたいと言っていただけたことがとても嬉しいです。本当にありがとうございます。占ツクをやれて良かったです! (2022年1月5日 23時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 全然変じゃないです。私はこのような作品を作ってくださってとても尊敬しています!私なんかが言える立場じゃありませんが、生きて頑張ってください。応援しています!ずっとこの作品をみていきたいんです! (2022年1月1日 21時) (レス) @page26 id: 00dda6d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - mol(モル)さん» 私のこそ救っていただいてる身なので感謝しかないんですよ。 本当にありがとう。 (2021年11月21日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - mol(モル)さん» モルさんの言う通り死にたきゃ死ねばよかった。けど出来なかった。だから生きるしかなかった。ありがちな言い訳ですwモルさんの言葉、とても嬉しかったんです。今の私には死んでもいいんだよって言って貰える方が楽な気がしたんです。ありがとうございます。 (2021年11月21日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - mol(モル)さん» 返信が遅れてしまってすみません。まずはご覧いただきありがとうございます!コメントもとても嬉しかったです。死にたくなくて自傷も薬もしていたんです。でもやっぱり親は死にたいんだと思ったんだと思います。まぁ仕方ないんですけどねw (2021年11月21日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花優月 | 作成日時:2019年9月29日 1時