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100話 ページ2

さとみside


全身びしょ濡れで全く目を覚ます気配のない優月。








なにやってんの。早く起きろよ。






そう思っても届くことはなくて。





なんであのときそばにいなかった?




なんで俺たちはナンパを追い払うことに専念してた?





だいたい優月1人でって言うのが間違いだったんだ。



逆に優月がナンパに会ってたかもしれない。このまま目を覚まさなかったら?





そんなの許さねぇ。






お前はこのグループに必要で、俺に必要なんだよ。









ー過去ー

ななもりさんにグループを組もうと誘われた。



男6人のすとぷりっていうグループの1人になる。そう思った。



だがあと一人来るよと言われその後に来たメンバーは女だった。





男6人の中にズケズケと入り込み顔こそ可愛いものの所詮男目当てかと思った。







俺は女が嫌い。だって所詮女は金と顔だ。




まぁそれを言えば男だって顔と体だという人もいるが。





とにかく俺はこいつの加入を認められなかった。





だから俺はこいつをオトそうときめた。




もしこいつが俺に落ちたらすぐに追い出してやる。




そう思って意味もなく優月に近づき始めたのが最初の俺の行動だった。



さ「初めまして!優月さん」


ニコニコ笑顔で近づいた。


『初めまして!さとみさん!』




その笑顔に偽りの影は残念ながら見えなかった気がする。




その後は何度もお出かけに誘って距離を縮めた。




多分ななもりさんの次くらいには優月と仲が良かったと思う。



まぁビジネスだけど。でも少ししたら何故か莉犬や、ころんが懐いていてびっくりした。






一体何をしたのだろう。特にころんなんかは体を差し出せば懐かれそうだが。





その次も意外なことにるぅとくんに懐かれていて


頼られていて。




こうやってメンバーを飼い慣らして落とす考えなのかと思った。






何回目かのお出かけで今回は俺の家にしようと提案し俺の家に呼んだ。






そろそろ潮時かと。




さ「いらっしゃい!上がってよ」




そう促すと





『お邪魔します!』





と、律儀に入ってきた。





辺りをぐるぐる見回して




『やっぱり男の人って感じの部屋ですね!

ものが少ない』







なんて呑気に言っていた。





さ「そうかな?w」




俺も笑顔で答え飲み物を渡した。




するとまた優月は辺りを見回しだした。








そしてあるものに目を向けた。

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花優月(プロフ) - のんさん» ありがとうございます(><)この作品を見つけてくださったこと、読んでいただけたこと見ていきたいと言っていただけたことがとても嬉しいです。本当にありがとうございます。占ツクをやれて良かったです! (2022年1月5日 23時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 全然変じゃないです。私はこのような作品を作ってくださってとても尊敬しています!私なんかが言える立場じゃありませんが、生きて頑張ってください。応援しています!ずっとこの作品をみていきたいんです! (2022年1月1日 21時) (レス) @page26 id: 00dda6d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - mol(モル)さん» 私のこそ救っていただいてる身なので感謝しかないんですよ。 本当にありがとう。 (2021年11月21日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - mol(モル)さん» モルさんの言う通り死にたきゃ死ねばよかった。けど出来なかった。だから生きるしかなかった。ありがちな言い訳ですwモルさんの言葉、とても嬉しかったんです。今の私には死んでもいいんだよって言って貰える方が楽な気がしたんです。ありがとうございます。 (2021年11月21日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - mol(モル)さん» 返信が遅れてしまってすみません。まずはご覧いただきありがとうございます!コメントもとても嬉しかったです。死にたくなくて自傷も薬もしていたんです。でもやっぱり親は死にたいんだと思ったんだと思います。まぁ仕方ないんですけどねw (2021年11月21日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2019年9月29日 1時

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