訳ありすとぷりメンバー2

68話 ページ20

案外あっさりでびっくりしたけど



『辞めるの？』



と聞くと



小｢続けて欲しかったんですか？｣



なんて最初より生意気になりやがったw



『んなわけw』



小｢これからも推し事はします。たとえ優月がいても。好きだから

でもそれはすとぷりをっていう意味なので...その。これからも優月さんも含め推していこうと思います。

なんだか思ったより優月さんのこと知らなくてこんな人だと思ってなかった。

私がやった事だけどみんなを守ってくれてありがとうございました。｣




『そっか。ありがとね、これからも推してやってよwすとぷりもころんも』




小｢っ、なんでころちゃん！？｣




『え、最推しでしょ？』




そう言うと小倉さんはめちゃくちゃ顔赤くしてたw可愛いねぇ〜




それからすこし話してお姉さんと共に帰っていきました。



LIVEは出禁をくらったらしい。



お姉さんはメイクはしたから仕事終わりっぽいし。



するとスタッフさんがこちらによってきて



スタッフ｢具合はどうですか？｣



と聞いてきたので良好です！と応えると安心した顔をした。



スタッフ｢もし、動けそうでしたらこれ行きませんか？w｣


そう言って渡してきたのはさっき見つめていた楽屋招待と書かれた紙。




楽屋招待なんてやってない。だから不思議な顔をすれば



私が勝手に作りました！と無邪気にスタッフさんは笑ったw可愛いかよ！



まぁ今はLIVE真っ只中だろうし、悔しいから楽屋招待行きますかぁ〜


と言うと


肩かしますね！


なんて言われてしまったw



服を着替え頭の包帯を隠すため帽子をかぶった。


腕は三角の肩からかける感じのあれね？




そのまま歩いてLIVE会場まで行った。





特別に、と許可を貰って関係者席から中を覗いて見た。



会場は私がいないにもかかわらず白いペンライトを振ってる子もいた。





嬉しいなぁ〜





もう既に終盤の曲に入っていたので昨日の記憶が出てくる。




みんなも大好きになればいいんじゃないを頑張って歌ってるように感じる。





もちろんリスナーのみんなはそんな事件知らないからなぜ優月が居ないのかと思っただろう。




まぁﾂｲｯﾀｰで騒ぎにはなっていたが。





最後にメンバーは泣いていた。それが私への涙ならいいのにと少し思ったんだ。






そしたら後ろから肩を叩かれた。



スタッフさんだ。

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