すとろべりー王国の残酷なお姫様2

御伽50 ページ26

翌日目が覚めると既にお昼時...。





『ちょっ、なんで起こしてくれなかったのよ！！』




起き抜けそうそう誰かに言うと




坂「おはようさん！いやぁ気持ちよさそーに寝てたから寝かせてあげようって...志麻くんが」




志「いや、俺やないって！センラさんが！！」



セ「いや！うらたんや！！」



浦「俺が、んな事言うと思うか？」



『うん、浦田じゃない』



浦「ほら」



坂「それでええんか！？」








今日も今日とて平和です。








久しぶりの食べ物を自室で食した。




とても美味しかったが何も食べてなくそれに胃が慣れてしまったのかたくさん入ることはなく...。




浦「あと少し」



『...無理』



浦「早く」



『無理』




という攻防戦が...。






坂田の「無理やり食べさせるのも体に悪いし」という言葉で攻防は終わりを迎えた。











その後正装に着替えて巡回に出ようと思った時






コンコンと部屋の扉がノックされた。




どうぞと言えば控えめに開かれる扉そこから顔をのぞかせたのは





な「こんにちは、女王様」




ななもりさんだった。




『久しぶりの再会はいかがでしたか』




な「話すことが沢山あったはずなのに母の一方的な語りに潰され全て忘れましたw」




今までの作り笑いとはうって変わりのほほんとした空気をまといながらそういうななもりさん。え、誰？と問いたくなるくらいには変わったと思う。




アホ毛が行ったり来たりしてる...。どういう原理かしら。気になる






『ふふ、そうでしたか』




な「はい！執事さんに用意していただいた馬車でついさっき国に送り届けました。ありがとうございます。」




なんて私に向かってお礼を言うななもりさん。




『そんな言葉私がいただけるものではありません。帰ったらまた家族全員で楽しく暮らしてください。』




な「ありがとうございます」




ななもりさんはまたふわりと微笑んで「では」と1歩下がり扉を閉めた。







































な「帰れたらじゃなくて帰ったらってことは俺は候補外ってことかな...w嬉しいはずなのになぁ...どうしたんだろ」

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