すとろべりー王国の残酷なお姫様

御伽5 ページ6

今日は王子6人がおいでになるということで。



正直気分は全然乗らないのだけれど。




『はぁ。』




セ「これで38回目やよ」




『5回目よ』




志「即答やんw」




こちとらそんな気分じゃないってのに...













そんなこんなしていると部屋にノックオンが響いた。







メ「し、失礼いたしますっ！王子の方々がおいでになられました!!」








恐怖の顔を浮かべながらそういうメイド。





『わかったわ。下がりなさい。』






メ「はい！し、しつ、れいしますっ」






『はぁ...』






浦「これで39回目と」







『5回目よ』






坂「いや6回目やろ!!」







少し気分は晴れたかもw








重たいドレスの裾を持ち階段を降りる。






志「足下お気をつけください。」





皆の前だからっていきなり執事らしくしちゃって。






階段をさがり終え大きな扉の前に着くと坂田と浦田が扉を開けてくれる。









扉の向こうには馬車から降り終わったあとのようだ。王子が6人並んでたっていた。









『わざわざ遠方よりお越しいただきありがとうございます。すとろべりー王国女王の真理と申します。』









言い慣れたテンプレの言葉を口にしドレスの裾を掴んで一礼。








また姿勢を元に戻せば向こうのターン。








な「これはこれは！こちらこそわざわざお出向かい感謝です！私、紫の国の王子のななもり。と申します。」






さ「桃の国の王子、さとみです」






ジェ「橙の国の王子のジェルです！」






こ「青の国の王子のころん！」






る「黄色の国の王子のるぅとです。」






莉「赤の国の王子、莉犬です！！」









勢いのある子明るい子はとても多いが全員...そう、ここにいる6人全員が私に対して悪意と敵意があった。







執事も気づいているわね。








『ご丁寧にありがとうございます。どうぞ中へ、おつかれでしょう。お茶をご用意しております。』







さぁ...中へ


























バタン



































さて...いつこの真相に気づくのか...楽しみね。












































あ、真相はあれよ。条約改正の事ね！

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