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御伽25 ページ35

浦田と踊ると周りの貴婦人はうっとり。とても大人しく上品な踊りを期待してくださっている。


浦「また上手になりました?」


『伊達にレッスン積んでないわよ』


なんてお互いに牽制しながら会話をしていた。すると



『ッ!?』




いきなりアドリブでターンからの決め技入れてこられた。




浦「こんなのに対応できないなんてまだまだですねw」




『減給よ』




浦「申し訳ありません」




クソ野郎。







志麻も大人な踊り方をする。1番彼があんぱいかしら。




志「年に1度しかこんなことする機会ないからまた1年経ったんやなぁって思うなぁ」




『そうね。時の流れは早いわ』




志「また来年もこの日が来るとええな」




『ええ。きっと来るわ』




志麻とはよくしんみりと世間話をする。彼はよく話を聞いてくれる頼れる人。だけど...




志「来年こそはミニドレスタイプで生あs((」




『あらごめんなさい足が勝手に』




これは生脚が好きだから毎年同じことを言ってくる。だから毎年のように足を踏んでやった。




二度と口開くなw






坂「ダンスって不思議やねぇ毎年同じことやってんのに全然身につかへんの」




『まぁ年に1度だし仕方ないことよ。』




坂「やっぱり!?そう思う!?」




『ええ。だから別に毎年同じところで足を踏んでくることなんて気にしてないわよ別に...』





坂「あはは...。めっちゃ気にしてるぅ〜」




彼は学ばない本当にあほの坂田...。




何気周りから1番好評なのはこの男。外面はいいだけあってとても好評だ



セ「センラ、こうして毎年踊れるの楽しみにしてはるんですよ」



『そうなの?私も楽しみよ大好きな恒例行事。』



セ「やけに素直やね。珍しい」



『こんな時くらいいいじゃない。』



セ「俺らの前では素直でええのにw」



『...。いつもありがとう』



毎年彼は私の本音を引き出してくる。その都度執事全体に知れ渡りいじられるまでがこの行事だ。だから本当は言いたくなんてないけれど...。





こういう時くらいしか素直になれないからもういじられるのも慣れたわw




私はどんなドレスより宝石より行事よりも執事が好き...。










なんてね。

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花優月(プロフ) - かほさん» ありがとうございます(><)頑張って現実と戦おうって言う勇気が貰えます。ほんとにありがとう。頑張ってみますね! (2021年11月7日 20時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 花優月さん» 私はいつになってもずっと待ってます。 (2021年11月2日 8時) (レス) id: 38a5519c8a (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - かほさん» 私の作品なので管理くらいはしていたいななんて思って…。いつか落ち着いて誰かがそれを望んでいたなら…とか思ったりするんですよ笑そういったコメントを貰えて嬉しかったです。ありがとう。過去の作品に手を加えることはあると思います。 (2021年11月1日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 戻ってきてくれたって思ってもいいんですか??? (2021年10月29日 19時) (レス) id: 38a5519c8a (このIDを非表示/違反報告)
凛@昆布教(プロフ) - いちごミルク…イケメンじゃないですかヤダーーー!!うちの学校にはそんなイケメンいません!自販にいちごミルクもありません!羨ましいですっっっ! (2020年10月25日 18時) (レス) id: 0b140bf78a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2020年9月22日 10時

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