21話 ページ25
莉「とりあえず違う場所座って!!」
そういった莉犬の指示によりさとみくんに抱えられた。
その間もごめんなさい。と謝り続けた。
もう足が動かない。
痛みが広がる。
気づいたらソファに戻されていてるぅと莉犬が破片を片付けているのが視界の隅で見えた。
『ごめんなさい...僕がっ、私がやるから』
そう言ってまた立ち上がった時
『っ、』
さらに破片が突き刺さる感覚に襲われ膝をついた。
さ「ばかっ！何やってんだ！」
な「座ってて！ガラスの破片抜くから！」
今度はジェルくんに脇を抱えられ再度ソファに...。
もう何も考えられなくて虚無感に陥りながらボーッとどこかを見つめた。
ころちゃんが足を乗せる台を持ってきてくれて
なーくんが刺さった破片をピンセットで抜いていく。
痛みは慣れっこなはず...なのに...これは与えられる痛みじゃない。
助けようとしてくれる痛みだって気づいた瞬間
『.....ぅ...』
涙が
止まらなくなってしまった。
破片を片付け終わったるぅりーぬが頭を撫でてくれる。
どうしたものか。
こんなはずじゃなかったんだけどな...。
深く刺さってしまった破片は抜くことが出来なかったらしい。
そりゃあそうもなるわ。
体重がかかる足に刺さってしまったんだから。なーくんだってお医者様でも専門家でもない。
ここまで抜いてくれたことに感謝しかない。
な「ごめんね。残っちゃってると思うんだ。」
こ「病院で抜いてもらったほうがいいよ...」
なんて心配してくれるの。優しいよね。
立ち上がってみても確かにところどころ痛みがある。
抜いてまもない傷跡もズキズキと痛むものだ。
『へーきだよ！ダメそうならお医者さんのところ行くし！』
なんてみんなの方へ振り返り微笑んだ。
『それよりごめんなさい。ころちゃんの家のグラス割っちゃって、るぅりーぬに片付けさせてなーくんに傷の手当してもらってさとジェルに抱えてもらって...』
本当に迷惑をかけることだけ得意なんだなぁ...僕って。
『今度からはちゃんと気をつける。ごめんなさい』
私は深深と頭を下げた。
メンバー全員驚いたような顔をしてたと思う。
こんな暗いAは初めてだ...とか考えた？
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花優月(プロフ) - Hononnさん» そんなぁ...神絵師だなんてまだまだですよぉw男の子って難しくて...。むしろ尊敬です!!絵柄は気分で変わっちゃって...固定しないんですよね〜。ぴえん (2020年9月22日 18時) (
レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
Hononn(プロフ) - 神絵師様ですね!!絵が上手い!!!この小説も良き わいも上手くはないけど絵を描くんだが男の子しか描けない!!!絵柄と画力が欲しい (o>ω<o)ＰＩＥＮＮ (2020年9月22日 15時) (レス) id: 6c61683029 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - ねむさん» あと関係ないんですが方言可愛いですね!!ねむさんのお気持ちが伝わることを願っております。14年...凄いです！頑張ってください!!応援させていただきます！ (2020年8月21日 14時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - ねむさん» 星が綺麗は知ってる人は知っていると思いますが...。ですが月が綺麗は今やほとんどの人が知っているのではないでしょうか？私は意味がこもってると思います!!本人じゃないので分かりませんが...。誰なんでしょうね。私も気になってきました!!w (2020年8月21日 14時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - ねむさん» コメント拝見させて頂きました!!とても素敵で、心が痛みます。月と星の話が特に素敵だなぁと。お泊まりとかをした時でしょうか？その時間に好きな人とお話できるのいいですね!!私なら好きじゃない人とそんなお話もしませんし時間も使いません。相手の方もきっと...^^* (2020年8月21日 14時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花優月
| 作成日時：2020年7月26日 17時
