7人目のメンバーは男の娘

29話 ページ35

ジェル side



Aちゃんの分と俺の分、なーくん、さとちゃんの飲み物を自販機で買っていた。





さ「本数多いだろ？手伝うぞ」




と言って落ちてくる飲み物を回収してくれる。




ジェ「ありがとぉw」




2人で4人分の飲み物を持ってなーくんが言っていた115号室に向かおうとした。





その時






看1「115号室の患者さんの服どっち持ってったらいいの...？」




看2「ピンクだってさ〜」




看1「困るのよねぇ性別偽られると...。ここ病院よ？遊びじゃないのよって...はぁ...」




なんて言う会話が聞こえた。






ジェ「115号室ってAちゃんの病室やんな？」




さ「あぁ...。でも性別偽られるとってなんだよ...。」





看護師さん二人の会話が引っかかり俺は聞いてみることにした。





ジェ「あのぉ〜115号室の患者さんの見舞いに来たんやけど...今の話どういうことですかね」




俺が声をかけると看護師さん2人は戸惑った顔で




看1「いや...そのぉ...こちらも治療に関することや看護師の付け方も色々ありますので...性別を偽られるとなぁ...と...。」




なんて言った。




さ「Aは女ですが...。」


















看2「？患者さんは















男性ですよ。」










ジェ「っ、」





さ「...。」





俺らの顔色が変わったのを察したのか





看1「し、失礼しますね...。」





と言ってカウンターの奥に入っていった。








俺もさとちゃんも顔を見合わせて目を見開いていた。






さ「と、とりあえず病室行くぞ！ジェル！」





未だに頭の整理がついていないけど俺はさとちゃんに続いて廊下を走らない程度に急いだ。








え...























どういうこと

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