緩和87% ページ34
目が覚めると顔に違和感を感じた。顔だけじゃない。
腕も足も腹も...包帯や湿布で渋滞だ。
『なんだこれ...』
そう呟いてすぐ
こ「あっ！A起きたよ！」
という安定のガサガサボイス...。うん。安心します。ありがとう。
ころんくんの声を聞いてメンバー全員が心配そうによってきた。
さ「調子はどうだ？」
る「痛むところないですか？」
莉「お腹すいてない？」
とみんなして一気に喋るのやめてww兎に角心配してくれているんだなということだけは伝わった。
全てひっくるめて「大丈夫。」と言うと今度は悲しそうな顔をした。
その顔知ってる...。やめてよ。
な「大丈夫なんて思ってないでしょ。」
『思ってるよ』
な「じゃあ思わないで。Aちゃんが思っている以上にAちゃんの体は大丈夫なんかじゃないから」
なんてさ。
僕の頬の湿布を優しく撫でてそういうんだ。
ジェ「嘘つかんといてや。自分にも俺らにも」
先程枯れるくらいに涙を流したはずなのに目からは大粒の涙が溢れかえった。
声を出してなんてなけなかった。恥ずかしいから。
『うぅっ...』
と声を押し殺して出た声は自分でも嫌なくらいに弱々しかった。
これで大丈夫だなんて言われて誰が信じるのだろうか。みんななら信じるなんて甘い考えをした僕はよっぽど馬鹿なんだなぁ。
なんて思いながら湿布に当たる涙でスースーとするあの感じに浸っていた。
結局自分を1番傷つけて追い詰めていたのは自分自身なんだなぁ。
みんなもそうでしょ。あんまり自分に厳しくしすぎると潰れちゃうってさ。
その首を絞める手...ちょっとは緩めなよ
と莉犬くんが珍しくも切なげな顔で言ったんだ。
彼が言うとやけにそうしなきゃって思えちゃう。
みんなも締めすぎはダメだよ。
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圧倒的傘不要-かさふよ-(プロフ) - 花優月さん» いいえ！こんなに神作品を書いてくれてありがとーございます！もうそろ親来るので寝ます！おやすみｏ(＿＿*)Ｚｚｚ (2021年8月4日 23時) (
レス) id: cfc412cf53 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - 圧倒的傘不要-かさふよ-さん» むしろこんな時間にすみません！他の作品も読んでいただけるなんて嬉しいです(´；ω；｀)そちらの方も楽しんで頂けたら幸いですっ！ありがとうございます^^* (2021年8月4日 23時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的傘不要-かさふよ-(プロフ) - 花優月さん» こんな時間でも返信ありがとーございます！次は 人間買いました を読む予定です！ (2021年8月4日 22時) (レス) id: cfc412cf53 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - 圧倒的傘不要-かさふよ-さん» 私も読み返して見て確かに名前が未来の方は混乱するなと思いましたw申し訳ないです(><)最後までご覧いただきありがとうございました！ (2021年8月4日 22時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的傘不要-かさふよ-(プロフ) - トゥルーエンドの時夢主の名前が未来だったから、一瞬どういうことかわかんなかったww (2021年8月4日 21時) (レス) id: cfc412cf53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花優月
| 作成日時：2020年6月13日 16時
