すとぷりメンバー唯一の女子は男性恐怖症

緩和19％ ページ25

衣装合わせの日。




待ち合わせ場所までまた電車で向かう途中そこでばったり会ったのは




ジェ「Aちゃんやん！」




ジェルくんでした...。



ジェルくんはメンバーの中で1番背も高く発言も男の人寄りすぎて1番苦手意識が働く人だった。



『あ！ジェルく〜ん！』




声には出していないつもりでも汗はダラダラである。



今日も安定で満員な電車の中へ2人ではいる。




ただ必然的に2人の距離も近くなってしまう。




知らない人ならまだ見なきゃいいことかもだけど知ってる人となると尚更...。




なんて自分勝手な言い訳を唱えてジェルくんに背を向けた。




僕達は電車の入口付近にたっていて僕が壁際。ジェルくんが吊革に捕まって僕の後ろに立っている状態。




普通の満員電車なら揺れで人との接触は防げない...。



待ち合わせ場所までジェルくんとふたりぃぃぃ(＞＜)




なんてことを思っていたがどれだけたってもどれだけ揺れても僕に人が接触することは無かった。




不思議に思って壁際を向いていた体を後ろに向けてみると





ジェルくんは僕との距離を取りつつ匿うように立ってくれていた。




驚きを隠せないというような顔をしていると





ジェ「？w苦手なんやろ？そっち見とき」





と小声で言ってくれた。




ジェルくんみんなでいる時はあんだけ





(自主規制)だの(自主規制)だの言って挙句(自主規制)が(自主規制)で(自主規制)wとか言ってるのに!?

※ここに深い意味はありませんw適当ですw





もしかしてイケメンというものなのか？イケメンなんですか？そうですよね！？




結果待ち合わせ場所に着くまで電車での人との接触は満員電車だと言うのに1度もなかった。




電車をおりて場所まで向かう途中も僕が緊張しないように




ジェ「男性苦手なんやったら女声の方がええ？w」



とか言ってずっとじぇるみんちゃんの声で喋ってくれたw(遠井さんはまだ生まれてませんw)





周りの人からの視線はあったけど面白かったし緊張も解けたし僕的にはとても良かったw




『ありがとう！ジェルくん！』

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