せっかちな君。

せっかちな私 ページ10

貴方はとても愛おしい人









そんな貴方に子供の名前を聞いてみると









子供が欲しいのかと問いかけられた。









『んー。さとみとの子供は欲しい...かな？』









素直に言ってみました。きっと私の顔は真っ赤でしょうね。









そんな私にさとみは









｢デキ婚はやだろ？w｣









と聞いてきた。わかっているくせに...。









本音を言えばデキ婚でもいい、なんでもいいから貴方との未来を紡いでいきたい









でも子供に嫌な想いをさせるのはいやです









さとみに辛い思いをさせるのは嫌です









だから我慢します









ね？神様









少しはこんな私に慈悲をください









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貴方はとても愛おしい人









貴方との子供を諦めたにもかかわらず









少し夫婦というものを夢見てしまいました。









焦らなくてもいいと言う貴方に｢私は焦る他ないのよ｣と言いたかったけど...言えなかった。









その時まで貴方は笑顔でいてくれればそれでいい...と思ってはいます









『遅くないかな？』









と白々しく問う私も私で...その後私を沢山甘やかしてくれたのでこの時の私はだいぶ満足気味でしたw








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貴方はとても愛おしい人









私が年老いても...。歳をとることが出来なくても...。









貴方は私を愛してくれますか？









そんな私にさとみは｢当たり前だろー？｣と言ってくれました。









もちろん私だってたとえ貴方だけが年老いても誰かと幸せを築こうとも貴方だけを愛します。









｢いや、俺の方が愛してるw｣









なんて抱きしめながら言われたら。これ以上の喜びはないと悔いはないと思う他ないじゃないですか。









最期にそんな言葉が聞けてよかったです。









貴方はとても愛おしい人

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