人間買いました。2

エンド,1 ページ41

〜ころんside〜




こ｢ふぁ〜おはよ〜｣







いつも通りみんなに目を擦りながら挨拶をする。









ま｢遅刻ですよ！｣






そ｢もうご飯できちゃったじゃん｣






さ｢さてはお前狙って起きてんな？｣






莉｢うわっ、ころちゃんずっる！｣






る｢サイテーい｣






ジェ｢やーね、ほんとにね、まじでだるい｣ころん風





な｢ゆるせねぇーよ！｣








いつも通り賑わっているリビング。









こ｢とりあえずご飯食べよー｣









みんなで席につくとひとつの違和感。







な｢？1人分多くない？｣






る｢ほんとだぁー。｣





そ｢あれ？｣




ま｢なんでいつも多いんでしょう？｣








これすらもいつもの事。この家ではいつも1人分多い。








まーいっか。と済んでしまうのもおかしな話。






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お昼。何故かいつも図書室に集まってしまう僕達。







約束してる訳では無い。みんな無意識に集まってしまうのだ。





こ｢るぅとくんまたそれ読んでんの？｣




る｢んー。なんでか読みたくなるんですよね。｣






いつもるぅとくんは吸血鬼の本を読んでいる。





そして莉犬くんも決まって読んでいる本がある。






さ｢莉犬お前それ何回読んでんだよw｣





莉｢だって面白いんだよ！ロミオとシンデレラ！｣







僕らは今日も平常運転。




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その後のキッチンは決まってさとみくんとそらるさんとまふまふさんがいる。




懲りずに今日もさとみくんはクッキー作り、




そらるさんとまふまふさんは紅茶を入れていた。






こ｢懲りずにいつもやりますね。｣





そ｢なんか無意識に...。ね。｣




ま｢そしていつものように1カップ多いと...。｣




さ｢軽く呪いだよなぁ〜｣




こ｢そういうさとみくんも呪いのようにクッキー作るよね｣




さ｢草。｣



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こ｢ジェルくん何してんの｣




ジェ｢誰か帰ってくるような気がしてん｣






こちらもいつも通り。ジェルくんは玄関によく行き来する。





こ｢辞めてよw｣




ジェ｢なんでやろーな｣







まるで取りつかれたようにみんなして不思議な行動をとる。






それがいつもの事なのもおかしな話である。



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