人間買いました。2

〜70〜（コメ返） ページ32

思えばるぅとはよく図書室にいた。


熱心にいつも同じ本を読んでいた。


る｢知ってるんです...。吸血鬼が血を飲んでむせるのって死期が近いからですよね？｣




るぅと自身も声が震えていた。




私は手元のワイングラスを力いっぱい握りしめていた。




『お願い...。誰にも言わないで...。』





その言葉に声に自分もおどろいた。




もちろんるぅとだって目を見開いていた。




寝る前だからと髪を下ろしていた私の顔はその長い髪で影を作り、そこから発せられた言葉は酷く震えて弱く小さい声だったから。




る｢A...さ、ん。｣




私は最後まで強くいたい。



するとるぅとは立ち上がり私を抱きしめた。



る｢誰にも言いませんから、僕だけでも頼ってください...。僕、Aさんに死んで欲しくなんてないんです。当番じゃなくたって飲めそうだったらいつでも言ってください。辛かったら呼んでください。花蝶風月の方でも誰でもいいから1人にならないでください...。｣




人間にこんなことを言われてはたまらなかった。



これだから吸血鬼は人間に情を持ちすぎるのだ。それゆえに死にたくなくなるのだ。



この子達に置いていかれるのはごめんだ。だから先に置いていくことは本望であった。はずなのに...。置いていきたくなくなってしまった...。




るぅとはこんな私のために泣いてくれた。




『ありがとう...。』




泣くのを我慢するので精一杯。こんな返事しかできなかった私を許してください。



その時の私はそれを見ていた人がいるなんて知らなかった。





？｢ばか。｣

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強がりネコ さん！

やーん嬉しい！w冷たい人にしようとしたんです！なのに...。なんか主人公に似てしまった...。wさすが親子ですよね〜wじゃんじゃん甘えて〜！雑に((

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すず さん！

主人公はミステリアスにしました！すとぷり母はちょっとクズになってしまった...。まぁ私からしたら産んでくれただけで感謝なんですがね！w

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色莉-いろり- さん！

両思いぃぃぃ！！！((w 泣きそうな声ってやばいですよね...。やられますわ...。やっぱり助けないと始まらないですよね〜wお母さんを売り飛ばすのすごい複雑な心境でしたwどうしようって迷った結果妄想だしいっか！と思って300円くらいで売り飛ばしましたw長生きするオチが...。思いつかぬ...。どうしよう...。

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