人間買いました。2

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『なんででしょう？』








星型だった生地はクッキングシートに移動する間で丸へと変化。









さ｢なんだってそんなことにww｣









な｢案外不器用！w｣









いつの日かまでは敬語だったなーくんにまで笑われる始末。









恥ずかしい...。









さ｢ご主人は生地を触るのが優しすぎ！だから気を使って移動がゆっくりになる！そうすると抑えてない部分から形が変わってくんだよ！｣









説明だけだとなんとも分かりずらくどうすれば？と思っていると









さ｢いい？まずこうして｣









なんて口で説明しながら私の手を後ろから持つ









残念ながらさとみの方が私より背が高い。









数センチね！多分！









男の子って言うのもあって体格もいいから私はたとえ大人だとしても上手く収まってしまうものだ。









ちなみに遅くなったけど8人はみんな高校生くらい？多分。未成年なことに変わりはないわ。まだ子供だから。









そんなことを考えていたら









な｢聞いてなかったでしょ？w｣









とにやにやしながら言われた。









腹立つわー。上に立たれるのってこんな気分なのね。









するとさとみは私の手をさっきよりぎゅっと少し強く握り









さ｢ちゃんと聞いて〜！｣









といった。こいつ...なかなかに可愛い。









静かに頷くと再度、こうやってと説明しながら形をとってクッキングシートへ。









『形が崩れない。』









な｢おー！さすがー！｣









さ｢だーろ！｣









微笑ましい現場に居合わせてしまった。楽しかったから良しとしましょう。









その後は3人でお茶会。









3人で作ったクッキーはとても美味しかった。









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それは突然のこと。









『んー。猫買おうかしら。』









ぼそっと言った私の言葉から始まったこと。









みんなはえ？飼うの？という顔をしてるのに約1名涙目でこちらに近寄ってきた。









莉｢なんで猫ぉ！？｣









莉犬です。









莉｢ご主人様、俺がいるのに猫飼うんですか？俺がいるのに？｣









ソファーに座る私の前に膝立てして私の膝に手を置く。









あー。やっぱり猫要らんかもしれん。

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