【銀魂×その他諸々】異界の最強女神と勇者ギントキと魔王の城【勇者ヨシヒコパロ】Part4 (ページ29)

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第百四十三話「貴方絶対勇者でしょう」ページ29

駄作者「で、その"勇者の剣"の在処なんですけど…今よりずっと前、この世界には今の皆さんと同じように魔王に立ち向かった伝説の勇者がいました。その当時の勇者は魔王との戦いには勝ったんですが、優しすぎるが故に殺す事まではできなかったんです。その後魔王は復活し、この街の何処かに旧勇者を封じ込めたんです」

サボ「旧って言わないでやってくれ」

駄作者「で、その封じ込めた場所ってのが…」

～神様移動中～

第三人格「小料理屋…"ロト"…」

マスハン「…なんだろう、なんかこの店の中からすっごく勇者みを感じる」

桂「ひとまず、入ってみよう」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

店長「…店は6時からだよ」

土井先生「つかぬ事をお伺いしますが、貴方がかつての勇者ですか？」

店長「いやいやいや…見ての通り、小料理屋の主人ですよ」

銀時「っていうのは魔王の手先から身を隠すための仮の姿なんだろ」

店長「違うから！店は6時からだから、ね？帰って帰って」

漸「おっちゃんが持ってるっていう"勇者の剣"がほしいんだけど」

猗窩座「あぁ、俺達はその剣で魔王を倒さなければならない」

店長「だからね、勇者でもなんでもないの。毎日小料理を作る小料理屋。さ、仕込み始めるから邪魔しないでくれ」

(店長が勇者的なターバンを被った)

マスハン「あっ、それシックスが被ってたやつ！」

店長「え？違うよ。これ俺の料理用だから。三角巾みたいなもんだから」

ブラック「とはいえ、ド○クエⅥの勇者が被ってたものとそっくりですね」

店長「こんなの誰でも被ってんだろ」

(店長が明らかに戦闘用の剣で鯛を捌こうとしてる)

高杉「やっぱり勇者だろテメェ」

店長「違うっつってんだろ！」

土井先生「というか絶対普通の包丁でやった方が早いですよそれ」

店長「俺はずーっとこれでやってきてんだ」

銀時「だとしても捌くのはムズいだろお前、上から剣先でグリグリやってるだけだぞそれ」

店長「お前ら、これから魚炙るから火に気をつけろよ」

(自分の火対策に盾を出してくる店長)

A「いや絶対勇者でしょ貴方！」

店長「もう執拗いなー、違うっつってんだろ！おいシゲ！仕込み手伝いな！」

シゲ「あいよっ」

(シゲさんはリリパットだった)

無惨「魔物使い…か」

マスハン「勇者だよ…100%勇者だよこのおっちゃん」

店長「…もう隠し立てはできないようだな」

猗窩座「割と自らバレる流れを作ってたぞお前…」