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… お母さんが 、 死んだ 。
末期の心臓がん 、 だった 。
今から3時間前 、
僕は 、 大貴に避けられているってわかった時から 、 1人で下校している 。
涼介は僕を気にしているけど 、 結局は無視されて終わり 。
僕達の友情は所詮こんなもん 。
呆れちゃうよね 、 ほんと笑える 。
「 ただいま 〜 … 」
「 … お母さん ? 」
いつもなら 、 おかえり って声が飛んでくるのに 、 今日は聞こえない 。
… なんだか嫌な予感がしてしょうがなかった僕は 、 家中探しまくった 。
「 お母さん ? 」
… いない 。
「 お母さ 〜 ん 」
ここにもいない 。
「 お母さ … お母さん !? 」
やっと見つけた … って思ったら 、 お母さんは胸を抑えて 、 倒れていた 。
「 きゅ 、 救急車 … !!! 」
僕はすぐ救急車に連絡をして 、 救急車が家に来るのを待った 。
「 お母さん … お母さん !!
起きてよ 、 ねぇっ 、 お母さん … っ 」
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作者名:侑愛 | 作成日時:2018年2月5日 23時