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結局 、 叔母さんの家に帰っても
叔母さんは居なくて 。
… 、 やっぱり 、
僕がいなくてもいいんだよね 。
ほんとは 、 学校ズル休みしたかった …
けど 、 成績落ちるのも嫌だから 、
仕方なく行った 。
僕が学校に来ても 、
別になにもかわらない 。
先生も 、 僕が病院に入院したこと 、
知ってるはずなのに 。
担任くらい 、
せめて心配してくれないのかな 。
… 朝行くと 、 僕の机の上には 、
花瓶が一つ 、 置いてあった 。
周りを見ると 、 どこからか
くすくす と笑い声が僕の耳に聞こえる 。
「 あれ ? 知念いたんだぁ 〜 、 」
「 最近学校来てないから 、
死んだのかと思った 、 笑 」
「 死んだらお葬式 、 行かなきゃね ? 笑 」
「 やだよ 、
此奴の葬式なんか誰がくんだよ 笑 」
… そう言って 、 僕を押して 、
僕は倒れる 。
僕を見下ろすのは 、
涼介と大貴だった 。
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作者名:侑愛 | 作成日時:2018年2月5日 23時