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「 え....なんで ?





今から言っても...「 それは俺が嫌なの。」え? 」









そう、みんなに言うのは、俺が嫌だ。









「 せっかく、10周年を皆で迎えられた。





今は俺らにとって、大切な時期だよ?







ツアーだってあるし、紅白歌合戦まである。









こっから年末に向けて、色々あるのに、癌のこと言ったら...仕事休むかもしれないじゃん。そしたら、逆に、ファンのみんなに迷惑かけるし。みんなにだって迷惑かける。









もう、末期って分かってるんだから..どうしようもないじゃん。









だったら..俺が"死ぬ"直前まで、黙る。









だから、光くんにも黙っててほしい。 」









今は俺らは大事な時期。









なのに、こんな事で迷惑かけたくない。









皆の前で言いたいけど、薮くんとか山ちゃんいるんだし、休めって言われる。









そんなの、俺がやだ。









「 わかった。でも、これからは、何があっても俺に連絡して。









圭人は俺がなんとかしてやる。









サポートしてやるから。







圭人は、俺に頼れ。






わかった ? 」









「 うん ! 光くん、ありがとう ! 」









" べ.別に.... " って言う光くんが可愛かったのは、内緒にしておこ。

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作者名:侑愛 | 作成日時:2017年12月8日 23時

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