過去編17 ページ34
病院にて…(千歌視点)
病院に着くと看護師さんがきて広い部屋に連れてかれた。
そこは待合室のような会議室のような薄暗い場所だ。
看護師さんに「しばらくお待ちください」といわれ近くにあった茶色のソファーに座ることにした。
それからしばらくして部屋に入ってきたのは真っ白な白衣を着た医者だった。
お医者さんは私たちの目の前に座り話を始めた。
医者「…桃井さんは視力が少し落ちています。きっと机にぶつけた時に眼球本体が
傷ついてしまったのでしょう。また、怪我をする前から少し腫れがあったので
余計にひどくなったのではないかと思われます。あとは頭です。頭は幸い軽い出血だった
ので脳に異常はありません。ですが、軽く記憶を失っているかもしれませんので周りがうまく
支えてあげてください」
千歌「あの…Aは、今どこに…？」
医者「病室に案内します」
そう言われて連れてこられたのがAの病室だった。
医者「まだ起きてないかもしれないので起きるまで中で待っていてあげてください」
エイジ「…とりあえず…命は無事だったんだな…」
リクヲ「よかった…」
ツリメ「うん…よかったよぉぉぉ！」
そら「静かにしろよ笑」
ツリメ「だってぇ！」
エイジ「行くか」
と言いエイジ君がドアノブに手をかけた。
千歌「待って！あの…私後から行くから…」
リクヲ「…わかった」
ガララ…
ガチャン！
扉が閉まった。
私が入らなかった理由
それは２つあって。
１つはAが私のことを忘れてるんじゃないか。
Aに『誰？』って言われるのが怖い…
２つ目はAに、『なんであの時助けてくれなかったの。お互い様なんじゃないの？』
って言われるのが怖いから。
廊下でしゃがんでいるとリクヲ君とそら君と光君が出てきた。
そら「まだ目覚まさないみたいだから、俺たち飲み物買ってくるね」
ツリメ「大丈夫？」
千歌「あ…うん。」
するとリクヲ君が近づいてきて『君が心配することはないよ。大丈夫。落ち着いて』と話してきた。
私は一呼吸置いてドアノブに手をかけると病室の中からエイジ君の「ふふっうっふっふっふっ」
と、聞こえてきた。
(起きたのかな？！)
私は勢いよくドアを開けた。
そこにはニコニコと笑ったエイジ君とびっくりしているAの姿があった。
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すいぽて - ちなみにミスした41話は削除したので気にしないでください (2018年8月22日 21時) (
レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 41話はミスです…ラインのようにすることができると聞いたので試しにやってみようかなぁ…と思っていたら公開してました。ご迷惑をかけてしまいすいませんでした (2018年8月22日 16時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
や - すいぽてさん» 41ってどことの繋がりですか？？ (2018年8月21日 22時) (レス) id: de60358edc (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 登校中のじゃないですね…はい。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
カタストロフ - 本当ですか！やったぁー！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: b2046dfefc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すいぽて | 作成日時：2018年7月20日 12時
