過去編11（ツリメ視点） ページ28
ツリメ視点…
俺はAが好きだ。
でもAは気づいてないし
第1Aにも好きな人がいるってえいちゃんが言ってた。
Aの好きな人はえいちゃんだ。
いつも一緒にいるし。
いつも2人で話してる。
俺が入る隙なんてない一ミリもないんだ。
今日は入学式。
朝から好きな子と登校できて嬉しいはずなのに
すぐにえいちゃんがきて俺の時間は止まった。
学校についてクラス表を見るとAと一緒のクラスだった。
(よっしゃ！)
なんでだろ。
運命？
それとも昨日『クラスが一緒になるおまじない』をかけたからかなぁ。
もうなんだっていいや！
他はー。
なんと偶然に5人一緒だった。
これは普通に嬉しい‼
神様ありがと！
教室に着くと俺は端っこの席だった。
ここなら授業中寝ててもバレないなぁ。
なんて思いながらガッツポーズをした。
みんなは？
辺りを見渡すと俺の目に最悪な光景が映った。
それは
えいちゃんとAの席が隣だという事。
(もうここまできたら運命じゃんか…)
先生が入ってきて自己紹介をすることになった。
Aの番が近づいてきたときは
なぜか俺も緊張してしまった。
(好きだなぁ)
その声も。
その顔も。
その髪も。
その瞳も。
って俺！変態みたいじゃんか！
あーもー！
先生「はい次。一ノ瀬君。」
え？！
もう俺の番？！
ツリメ「はい。」
そう言って席を立ったとき。
えいちゃんとAがこちらをニコニコしながら見ていた。
なんだよ。2人揃って仲良くしやがって。 調子狂う。
ツリメ「…一ノ瀬光です。あだ名は…」
いつもより少し低い声で自己紹介をした。
Aと目があった。
いつもの俺だったら小さく手を振るけど
今の俺は馬鹿みたいに拗ねているから。
何もしないでそっぽを向いた。
ちらってAの方を見ると
少し悲しい顔をしていた。
違うよ。
俺は笑ってほしいんだよ。
自己紹介が終わり自由時間となった。
えいちゃんたちの方を見ると楽しそうに話している。
邪魔したい。
心のどこかでそう思っている最低な自分がいた。
俺がA達のところへ行くと後からそらやりっくんもきた。
みんなで楽しく話していると
佐々木「Aちゃん！トイレ行こ！」
と、Aの手を引っ張った。
Aは、少し困った顔をした。
するとAはえいちゃの方をを見て、少し安心したかのような表情を見せて
トイレに向かった。
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すいぽて - ちなみにミスした41話は削除したので気にしないでください (2018年8月22日 21時) (
レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 41話はミスです…ラインのようにすることができると聞いたので試しにやってみようかなぁ…と思っていたら公開してました。ご迷惑をかけてしまいすいませんでした (2018年8月22日 16時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
や - すいぽてさん» 41ってどことの繋がりですか？？ (2018年8月21日 22時) (レス) id: de60358edc (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 登校中のじゃないですね…はい。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
カタストロフ - 本当ですか！やったぁー！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: b2046dfefc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すいぽて | 作成日時：2018年7月20日 12時
