過去編10 ページ27
A「…うん…」
私は震えた声で言った。
今にも泣きそうな声で。
職員「これで入学式を終わります。」
…やっと終わった。
千歌の方を見てみると
何事もなかったかのように
千歌「校長先生の話だるすぎる笑」
なんて言ってきて。
あぁ。
最高の友達を持ったなぁ。
教室にもどると
えいちゃんが話しかけてきた。
エイジ「A、一緒に帰ろ」
えいちゃんは優しいから
私が落ち着ける場所を作ろうとしてくれる。
えいちゃんは優しいから
陰で一生懸命支えてくれる。
多分今の私を見て察したのだと思う。
えいちゃんには敵わないなぁ
うん。帰ろう。
そう返事をしようとした時。
千歌「ちょっと！Aは、私と帰る約束でしょ？忘れないでよー！
それじゃ松本くん(エイジ)また明日。」
A「え？千歌？ちょっ」
エイジ「あ、あぁ…」
スタスタ…
しばらく歩いて外に出た時。
A「ちょっと千歌？帰る約束なんて…」
千歌「してないよ。でものままだとA。壊れちゃいそうだった。」
少し悲しい顔をして千歌は言った。
A「…ちかぁ。やだよぉ」
千歌「うん…」
千歌は「うん。うん。」と小さく相槌を打って話を聞いてくれた。
みっくんが好きなこと。
みっくんに冷たくされたこと。
佐々木さんたちがみっくんの事が好きなこと。
全部話した。
A「って事なの…」
千歌「それってさ…一ノ瀬君(ツリメ)君も…あぁ嫌なんでもない」
A「？なにー？」
千歌「ううん！なんでもないよー！大丈夫だよ。きっと…上手く行くから。」
A「そうは思えない。なんか嫌われちゃったし…」
千歌「あんまし気にしない方がいいよ！」
A「そっか…。そうか。ありがとー！千歌大好き！」
千歌「はいはい。私も大好きですよー笑」
A「適当すぎー！」
千歌、A「笑笑」
入学式の帰りにしては
楽しい帰り道だったと思う
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すいぽて - ちなみにミスした41話は削除したので気にしないでください (2018年8月22日 21時) (
レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 41話はミスです…ラインのようにすることができると聞いたので試しにやってみようかなぁ…と思っていたら公開してました。ご迷惑をかけてしまいすいませんでした (2018年8月22日 16時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
や - すいぽてさん» 41ってどことの繋がりですか？？ (2018年8月21日 22時) (レス) id: de60358edc (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 登校中のじゃないですね…はい。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
カタストロフ - 本当ですか！やったぁー！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: b2046dfefc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すいぽて | 作成日時：2018年7月20日 12時
